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- “コメント力”は渋野日向子の“シブコ節”以上!? 小祝さくらの“ド天然・さくら語録”
国内ツアー7勝の小祝さくらのコメントがおもしろい。渋野日向子の“シブコ節”もいいが、最近の小祝の発信が取材会見場を笑わせることが多い。天然ぶりが彼女の特徴でもあるが、ここ最近はキャラが立つ“コメント力”が際立っている印象だ。
会見場が笑顔であふれる小祝さくらの天然ぶり
最近、小祝さくらのコメントがかなりおもしろい。トーナメントで上位に来る回数が多いので、それだけ取材される機会も多いわけだが、言葉を選ばない素直な発言が会見場で笑いを誘うことも少なくない。
個人的にはそのキャラとコメント力は、渋野日向子以上ではないかと感じることがある。
渋野が日本ツアーでプレーしていた昨季まで、自分の感情ストレートに表現しつつも、そこにユーモアがたっぷり入ったコメントをすることが多かった。
国内メジャーのワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ初出場で初優勝したときの「私で大丈夫でしょうか? 私でごめんなさい(笑)」や、優勝した2019年全英女子オープンの3日目に単独首位に立った時は、「今日食べたものが全部出そうです(笑)」など、話題を振りまいてくれた。
しかし、渋野が日本にいない今、小祝のコメントに注目していいかもしれない。彼女は渋野と同じ1998年度生まれの黄金世代で、ルーキーイヤーの2018年に賞金ランキング8位で初シードを獲得すると、翌19年には初優勝。
昨季(2020-21)は5勝して賞金ランキング3位に入った。今季も1勝を含むトップ10入り7回と絶好調だ。
試合を休まないことで有名で、疲れ知らずで結果も残す“鉄人”ぶりだが、それに加えて話し方がおっとりで、かなりの天然ぶりを発揮している。
前年に優勝したコースを「来て思い出した」
今年だけでも色々ある。昨季のディフェンディングチャンピオンとして挑んだ「Tポイント×ENEOSゴルフトーナメント」での一コマ。まず、「鹿児島の印象」を聞かれてこう答えた。
「鹿児島の(印象)…。いや、あまりなくて…。今回、入る時もあまり試合のコースの記憶がなくて、来て思い出しました」
優勝した思い出のコースさえも「来て思い出した」という。
さらに「鹿児島の名産を景気づけに食べたか」という質問には、「焼き肉は食べに行きました。鹿児島なのかは分からないんですけど、去年も行きました。『鹿児島に来たら(焼き肉が)おいしいな』という印象です」
鹿児島と言えば、さつまあげや黒豚といったところだろうが、答えに微妙なズレがある。
さらにKKT杯バンテリンレディスの週に誕生日を迎え24歳となった感想を聞かれると、「20代もあと6年しかないと考えると、そんなに時間がないと思うのでいろいろとやりたい事に挑戦していけたらいいなと思います」と語っていた。
ゴルフ以外で挑戦したいのは「旅行」
そこで会見場では記者から「ゴルフ以外で何に挑戦したい」のかと聞かれ、出てきた答えが「海外のいろんなところに旅行に行きたいです」。
小祝が30歳までの挑戦したいことの一つが「海外旅行」。どちらかといえば、資格の取得などの勉学やそのほかの取り組みへの挑戦と想像していただけに、少し肩透かしを食らった。
「アメリカには牛タンがないので……」
ほかにもまだある。今年の全米女子オープンに出場して日本人勢トップの20位に入ったあと、翌週の「宮里藍サントリーレディス」にすぐ出場。時差ボケもなんのその。
ただやはり米ツアーへの挑戦にはかなり消極的で、その理由についてのコメントに会見場は笑いに包まれた。
「海外は自分には生活していけないんじゃないかなと心配しかないです。食事とか言葉とか。サラダはいっぱいありますけれど、日本みたいに牛タンとかがないので……。バターとか使ったらおいしいですけれど、自分が太っちゃうかな(笑)」
小祝はとにかく食事を大切にすることが分かったコメント。彼女がゴルフで高いパフォーマンスを残すために、食事を非常に大切にしているということ分かる。しかし、なぜ「牛タン」がパッと思いついたのかが不思議だ。確かにアメリカで日本のような牛タンは食べられないだろうが……。
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