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- 昭和のゴルフレッスン用語「ギッタンバッコン」や「明治の大砲」って何? 今でも通用するの?
昭和のゴルフレッスンでは独特な例えを使ってスイングを表現する事がしばしばありました。最近ゴルフ始めた人には意味不明な言葉も多いはずです。シニア世代の口からしばしば耳にする、「ギッタンバッコン」や「明治の大砲」ってそもそもどんな動きなのか、現代の言葉では何というのか筒コーチに解説してもらいました。
「右に移動」は大きなマイナス!? 今こそギッタンバッコンすべき?
ゴルフレッスンの難しいところは、伝える側の言葉や用語だけでは相手の解釈に誤解が生まれやすいことです。「ギッタンバッコン」や「明治の大砲」を直そうとして、「もっと頭を右に移動して!」、「大きく右へ体重移動を」といった、“昭和のレッスン”も流行ってしまい今でも信じているシニアゴルファーはたくさんいます。

海外では、今も昔も大きく変わっていませんが「ステイ・ビハインド・ザ・ボール」、つまりアドレス時にボールの後方にある頭は「スイング中じっとしているほどよい」といっているだけです。
右や左に大きく動かすほど、ブレが大きくなることは誰でも分かります。特にバックスイング時の過剰な頭の右移動は「当たらなくなる」、「飛ばなくなる」といったミスの原因になります。しかし、「ビハインド」という単語だけが日本人に「もっと後方に」の誤解を与えてしまい、「ギッタンバッコン」や「明治の大砲」ゴルファーを数多く生み出してしまったようです。
また「もっと深いトップを」や「肩を回さなきゃ」など、他の注意ポイントとセットになり更に迷宮入りしてしまうゴルファーもいました。

現在のレッスンでは、「もっと頭を左に移動するつもりで」と反対のことをいわないと、じっとしていられないシニアゴルファーもたくさんいるのです。
英語圏ではない日本のゴルファーにとって、カタカナのレッスン用語は誤った解釈が起きやすいのですが、今ならスマホの翻訳機能でも十分意味が分かるシンプルなものばかりです。昭和レッスン用語も今になってみると味があるといえるのですが、言葉の印象が強いレッスン用語ほど誤解されやすいものなのです。
言葉で伝えるしかなかった昭和レッスン。今なら簡単に動画共有できる
スマホで簡単に動画が撮影できる今とは違い、昭和ゴルファーへのレッスンは身振り手振りや言葉で伝えることが主流でした。
今は、後ろから覆い被さるようにレッスンプロが生徒の体を使ってスイングを行わなくても、動画を観れば共有することはできるようになりました。
しかし、「具体的にどうすればいいのか?」という疑問に対するアドバイスが、今だに「昭和レッスンのまま」ではあまりにも前時代的すぎると思いませんか?
「事実」に基づいた正確な言葉や表現で伝えるレッスンプロほど、ゴルファーにとって快適でムダなく上達できるパートナーになってくれるはずです。
【解説】筒 康博(つつ・やすひろ)
伝説のプロコーチ・後藤修に師事。世界中の新旧スイング方法を学び、プロアマ問わず8万人以上にアドバイスを経験。スイング解析やクラブ計測にも精通。ゴルフメディアに多数露出するほか、「インドアゴルフレンジKz亀戸」ヘッドコーチ、WEBマガジン 「FITTING」編集長を務める。
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