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- 王道嫌いも納得の使い勝手! ブッシュネル「ピンシーカーツアーV6シフトジョルト」は何がスゴイ?
普段から王道を避けがちな、ちょっとひねくれた筆者は、GPS距離計もレーザー距離計もトップブランドを私用で選んできませんでした。今春のブッシュネル新製品が好評な情報を得て、ニュートラルな気持ちで改めて注目してみました。
王者「ブッシュネル」は何がすごいのか?
すっかりゴルファーの必須ギアとなった距離計測器。今春発売の新製品で最も注目されたのは、GPS距離計のリーディングブランド「ガーミン」の「アプローチS70」でした。
部材の高騰、円安等の影響を受け、税込み価格が約10万円弱と値上がりしたにも関わらず、その売れ行きは好調のようです。
購入したくてもネットショップは軒並み「在庫なし」、「入荷待ち」の文字。王者ブランドのさらなる進化に、多くのゴルファーが大きな期待感を抱き、実際に魅了されているのでしょう。
王道を避けがちな、ちょっとひねくれた筆者としては、これまで私用での購入はあえて避けてきたが、さすがにこの人気ぶりに購入欲が高まっています。
同様に、レーザー距離計の王者ブランドもあえて避けてきました。ひねくれた筆者の性格だけでなく、距離計の二刀流推奨派としては、コンパクトなモデルを好んできたことも理由の一つでもあります。
レーザー距離計の王者「ブッシュネル」が近頃、日本市場のニーズに目を向けてくれているのか、新製品の「ピンシーカーツアーV6シフトジョルト」に好意的な変化を感じました。
資料を見ると、やや小ぶりなサイズは手で包み込みやすそうです。適度な重量感はスムーズなプレーに貢献してくれそうです。筆者の中の「アメリカン」なネガティブ要素が薄れてきました。
さらにボディカラーが、これまでの「黒×赤」から「白×オレンジ×グレー」に変わったことが最も興味を引きます。ゴリゴリのアスリートを意識したものから、よりスポーティーで爽やかな印象へのデザイン変化。若いゴルファーを中心にターゲット層の広がりを感じる変更に感じました。
ビギナーにもありがたい機能が満載
早速、デモ機を拝借し、友人とのラウンドへ持ち込んで体感してみました。ティーイングエリアから目標となる吹き流しへ当てる。するとファインダーの真ん中の赤丸が鮮明に光り、「ビビッ!」と大きく震えました。
これまで経験したことない力強いシグナル。なんだか「ピンを迷わずキャッチしたぞ!」と自信満々に教えられたようでした。ブッシュネル自慢の「ダブルジョルト機能」も進化。大好きなオレンジ色への変更と「ピピッ!」の感触だけで筆者は新しいブッシュネルが気に入ってしまいました。
「ピンシーカーツアーV6シフトジョルト」の計測可能距離は1300ヤードで、トップクラスのポテンシャルを持っています。さらに、「ピンシーカー」の名前が示すように定評のあったピンサーチ機能は、前作から100ヤードも伸びて、500ヤードまで威力を発揮します。
測定モードでは、1.直線距離、2.勾配率、3.打つべき推奨距離が表示され、ショット前に欲しい情報を瞬時に、わかりやすく教えてくれます。やっぱり王者はすごいなと感心しました。
さらに、防水等級IPX6の完全防水なので、急な雨でも普段どおりのルーティンで距離計測ができます。ツアープロや上級者には欠かせない機能です。
ボディーの内側には強力なマグネットもついていて、この面をカートの鉄フレームに付けたまま移動できます。アイアンヘッドにつけて拾い上げることもできるくらい強力ですが、所作として美しくないので止めました。
ブッシュネル「ピンシーカーツアーV6シフトジョルト」は、王道を避けがちな、ちょっとひねくれた筆者としても、選ばない理由がないくらいゴルファー目線に立って、使い勝手に優れたレーザー距離計でした。
アスリートだけのものではなく、技術レベルは問わず、多くのゴルファーに使って欲しい、魅力的なトップブランドの製品だと思いました。
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