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- パターのネック形状による“やさしさの順番”正しく理解していますか? 流行の三角ネックのメリットは?
パターを選ぶとき、ピン型やマレット型などのヘッド形状を気にする人は多いですが、ネック形状に関してはそこまで気にしていないという人も少なくないのでは? 実はネック形状は構えたときの見え方の好みだけでなく、性能面にも大きく影響しています。ネック形状による“やさしさの順番”を正しく理解すれば、理想の1本を選ぶ手助けになるでしょう。
やさしいほうからベント、クランク、ショートスラント、L字、センターの順
パターを選ぶときに気になるのはヘッド形状や素材、インサートなど。しかし、ギアの専門家はネックによってもパターの性能が全然違うと言います。今回は人気クラフトマン・関浩太郎氏に話を聞きました。

自らのスタジオでもオリジナルパター「BREATTHY TOUCH」を発売している関氏は、パターへの造詣が深いクラフトマンであり、フィッターの1人。さっそく、パターのネックについて話を聞いてみました。
「ネックはパターの寛容性、分かりやすく言えば、やさしさに影響します。ネックの形状によってパターはグースがあるタイプとグースがないタイプに分かれます。グースの役割はアイアンと同じです。アイアンでも、グースネックになっているタイプはつかまりが良くてやさしいのと同じように、パターでもグースがあるとやさしく感じるのです」
具体的にグースがあるネックとグースがないネックとはどんなものなのでしょうか?
「グースがあるのはベントネックやクランクネックで、グースがないのはセンターネックやL字ネックです。そして、ショートスラントはその中間のセミグースタイプになります」
ピン型パターなどでおなじみのオーソドックスなクランクネックの特徴は?
「クランクネックはグースがある形状になっていますが、ネック部分は金属になっているので、打感がダイレクトに伝わってくれるのが特徴です。だから、グースによる適度なやさしさと、繊細な打感による微妙な距離感を出しやすいバランスの良い形状になっています。万人受けするネックの一つです」
もう一つのグースネックであるベントネックは?
「ネック形状の中で最もやさしいのがベントネックです。グースがあるだけでなく、シャフトが曲がっているのでクランクネックよりも打感がマイルドになっていて、ミスヒットにも強い。初心者やアベレージゴルファーにオススメのネックです」
グースがないセンターネックはどうでしょうか?
「最も難しいのがセンターネック。芯が狭いので、少しでも左右にズレてしまうと狙ったラインに打ち出せません。その代わり、クランクネックよりさらに打感がダイレクトに伝わってきて、自分のフィーリングを出しやすい形状なので、技術レベルが高い上級者やプロゴルファーにはセンターネックを好む人も多いです。アイアンで言えば、マッスルバックのようなイメージです」
同じくグースがないL字は?
「センターネックの次に難しいのがL字です。芯はセンターネックより少し広くなりますが、クランクネックなどに比べると狭いです。ただ、L字はアドレスしたときにフェース面が見えやすいというのが特徴の一つで、その見え方が好きでL字を好むタイプもいます」
最後に、少しグースがあるショートスラントは?
「ツアープロだとマレット型のヘッドにショートスラントのネックを組み合わせる選手が多いですが、ショートスラントはセミグースネックのアイアンに近いイメージ。適度なやさしさと操作性を融合している中間タイプ。だからグースがあるパターだと少しつかまり過ぎて、グースがないと難しく感じるというタイプにちょうどいい形状です」
ネック形状でやさしい順番に並べるとどうなるでしょうか?
「あらためて整理すると、やさしいほうからベントネック、クランクネック、ショートスラント、L字、センターシャフトの順番です」
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