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- レーダー反射マーカーを内蔵している「プロV1 RCT」 どんなゴルフボールでどうやって使うの?
様々な施設に設置され、アマチュアゴルファーにも身近な存在になってきた弾道測定器。そんな弾道測定でより正確な数値を出せるように登場した「プロV1・プロV1x RCT」。ゴルフイラストレーターの野村タケオさんが実際に試してみました。
ボールにレーダー反射マーカーを内蔵
みなさんこんにちは、ゴルフバカイラストレーターの野村タケオです。最近は室内練習場やゴルフショップに行くと弾道計測器が置いてあることが多いです。でも室内での弾道計測ってどこまで正確なのでしょうか?
飛距離などは実際の計測値ではなく推定値だし、その計算の元になっているのはボール初速や、打ち出し角、スピン量などです。特にその中でもスピン量ってどこまで正しく計測されているのかな、と思うんですよ。そこが正確でないと、推定値もおかしくなっちゃうしね。

実はタイトリストから室内での弾道計測でも実測値のスピン量が計測できるボールが販売されているんです。どういうボールで実際どんな数値が出るのか、すごく気になったので試してきました。
スピン量の実測値が計測できるボール、それがタイトリスト「プロV1・プロV1x RCT」です。「RCT」というのは「レーダー キャプチャー テクノロジー」の略で、タイトリスト ゴルフボールR&Dのエンジニアが3年をかけて開発した“レーダー反射技術”のこと。
プロV1・プロV1x RCTはボール内部にレーダー反射マーカーを内蔵し、最終的な検証において99%の信号を捕捉確認することに成功しています。なので、現在のインドア計測では推定値となっているスピン量の計測も「実測値」とすることができるのです。しかし99%ってすごくないですか。
5種類の弾道測定器に対応
またボール内部のレーダー反射技術により、打つたびに反射マークの位置を気にしたり、特定の方向に向きを合わせたりする必要もないんです。そして一番すごいと思うのが、デザインや素材、精密な製造過程も含めて通常のプロV1・プロV1xとすべて同じということ。
最も重要なトータルパフォーマンスも同様なので、いつものボールと同じ感覚で打った球の数値が計測できるということ。同じ性能のボールで計測ができれば、その数値は信頼できますよね。

この「プロV1・プロV1x RCT」ボールが対応している弾道計測器は「トラックマン4」、「ガーミン アプローチ R10」、「フルスウィング KIT」、「フライトスコープ X3」、「フライトスコープ Mevo+」の5種類。
これらはタイトリストがインドア環境でのRCTの動作を確認、検証済みということです。どれも高価な機器ですが、このなかでは「ガーミン アプローチ R10」が一番お手軽に買えるし、持っているゴルファーも多いでしょう。実は僕も持っています。ということで、「ガーミン アプローチ R10」を使って計測してみました。
ボールの見た目は「RCT」のロゴ以外、本当に普通のプロV1・プロV1xと全く一緒です。当然ですが打感や打音も普通のボールと一緒なので、全く違和感なく計測ができます。
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