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初優勝のリ・ハナはパターまで全部USTマミヤのシャフト ドライバーを46インチにして「10~15ヤード伸びた」
韓国出身のリ・ハナが「樋口久子 三菱電機レディス」で日本ツアー初優勝。セッティングを調べると、2週間前に調整したドライバー、シャフトが優勝に大きく貢献していたようです。
ドライバーは超ハード、UTは超やさしい個性的なセッティング
韓国出身のリ・ハナが「樋口久子 三菱電機レディス」で日本ツアー初優勝を遂げました。
クラブ契約フリーのリ・ハナは、ドライバーからユーティリティーのウッドをキャロウェイの「パラダイムシリーズ」でそろえていますが、そのモデル選びは個性的。
ドライバーは「パラダイムシリーズ」でも最もハードだといわれているヘッド体積420ccの「パラダイムトリプルダイヤモンドS」、3番ウッドもヘッドサイズが小さい「パラダイムトリプルダイヤモンドT」にしています。そして5番ウッドは「パラダイムトリプルダイヤモンド」。しかし、ユーティリティーは同シリーズで最もやさしい「パラダイム マックスファスト」にしていました。「パラダイムトリプルダイヤモンドS」と「パラダイム マックスファスト」を一緒に使う選手は珍しいです。
リ・ハナは開幕戦から5月までは「エピックスピード」を使っていましたが、6月から「パラダイムシリーズ」を投入。さらに本人は2週間前にフィッティングを行ったと明かしました。
「私はクラブのことがよく分かっていなくて、USTマミヤのスタッフさんがいろいろとつくってくれるのですが、2週間前にドライバーとかウッドを全部フィッティングしてから、すごくシャフトが合うようになりました」
ドライバーの長さも変えたそうです。
「今まで45.25インチでしたが、今回はいろいろと相談して46インチにしたのですが、それがすごく合いました。飛距離は10~15ヤードくらい伸びたと思います」
2週間前から使い始めたのはUSTマミヤの「LIN-Qシリーズ」。このシャフトは米国発の新シリーズで、PGAツアーではリッキー・ファウラーなどが使っています。
ウッドもウェッジも細かくメーカー、モデルを使い分けているリ・ハナですが、シャフトは14本ともUSTマミヤでそろえています。パターのシャフトも同社の「All-In Putter」。本人も「シャフトが合っていた」と語る通り、14本のシャフトの統一感も優勝につながった一因かもしれません。
優勝会見では「ボミさんみたいな選手になりたい」と語っていたリ・ハナ。22歳での初優勝によってイ・ボミの後継者の一番手になったことは間違いありません。
2023 リ・ハナの最新セッティング
1W:キャロウェイ パラダイム トリプルダイヤモンドS(ロフト/9度 シャフト/USTマミヤ LIN-Q BLUE EX 5S)
3W:キャロウェイ パラダイム トリプルダイヤモンドT(ロフト/14度 シャフト/USTマミヤ LIN-Q BLUE EX 5S)
5W:キャロウェイ パラダイム トリプルダイヤモンド(ロフト/18度 シャフト/USTマミヤ LIN-Q BLUE EX 5S)
4U:キャロウェイ パラダイム マックスファスト(ロフト21度 シャフト/USTマミヤEZ65S)
4U:スリクソン ZX MkII ユーティリティ(シャフト/USTマミヤEZ75S)
6I-PW:スリクソン ZX5 MkII(シャフト/アッタスアイアン 80S)
AW、GW:クリーブランド RTX6 ZIPCORE(ロフト/50度、54度 シャフト/アッタスアイアン 80S)
SW:キャロウェイ ジョーズ フォージド(ロフト/58度 シャフト/アッタスアイアン 80S)
パター:オデッセイ 2-Ball イレブン ツアーライン(シャフト/All-In Putter)
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