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- 「うまくなりたきゃ難しいクラブを使え!」は本当? オーバースペックアイアンを使うメリットデメリット
最近はあまり聞くことがなくなった「難しいクラブで練習すれば、簡単なクラブに変えたとき楽だよ」というフレーズ。実際に難しいクラブを使うことが上達につながるのでしょうか。
一般アマチュアレベルなら「難しいクラブ」は必要ない
うまくなるためにはやさしいクラブを使っていたのではダメ! 難しいクラブを使いこなせるようになることが大事……。そんなことをいわれたことがある人もいるかもしれません。
実際、ひと昔前にはこういう考え方が一般的だったこともありました。これは真実なのか、現代のクラブでも同じことがいえるのか、クラブの専門家であるゴルフフィールズユニオンゴルフ店の店長、小倉勇人さんに聞いてみました。

「うまくなるためには難しいクラブを使いこなす必要があるのか」
この問いをぶつけたところ、「それを考えるには、『うまい』の定義をはっきりさせる必要があるでしょうね」と小倉店長はいいます。
「まずモデルによる性能差の大きいアイアンの話をすると、一般的な『うまい』というイメージの範囲内でいいスコアをアマチュアが出すためなら、やさしいクラブを使ってショットを安定させ、自分もそのクラブに慣れさえすれば十分だと思います」
「でも球を曲げたりいろいろな球筋を操るなど、普段のゴルフではあまり必要ではない高い技術を身につけたいと考えるなら、それに見合ったクラブを早い段階から使っていくことも必要だと思います」(小倉店長)
プロのトーナメントのようなシビアなセッティングではない一般営業のコースで、平均70台で回れるぐらいの「うまい」であれば、ミスヒットに強く、低重心で球が上がりやすいアイアンのほうがショットの平均点が上がりスコアも安定しやすいというわけです。
しかし硬いグリーンに球を止めたり、ラフからうまく打つ、ドローとフェードを打ち分けるといった高い技術を発揮し、パープレーが基準になるような「うまい」を目指すのであれば、それに応じた上級者向けのクラブが必要になり、早い段階からそういった技術を磨いていくべきだというのが小倉店長の考えです。
「これは『うまくなったら使えばいい』というものではなく、上達の過程にでもコントロール性の高いクラブでいろいろなショットを試し、どうすればその球が打てるのかという試行錯誤が必要です」
「最初はまぐれであっても、スピンバックする球や曲げて狙うショットなど高い基準での『ナイスショット』の基準を体感しておくことは大きな意味があると思います」(小倉店長)
腕を磨くならスピンコントロールができるモデルを選ぼう
そういった高い技術を身につけるために必要なクラブとは、どんなものなのでしょうか。
「必ずしもマッスルバックが必要というわけではありませんが、低重心すぎないこと、ロフトが立ちすぎていないことが重要です。バックフェースがポケット形状でないセミキャビティぐらいのアイアンで、 7番アイアンのロフトが30度より多いものがいいでしょう」(小倉店長)
弾道のコントロールとは、すなわちスピンコントロールです。必要なときにたくさんのスピンをかけ、不要なときにそれを抑える技術。フックやスライスも、ボールのスピン軸を傾けることで球を曲げています。

しかし絶対的なスピン量が多いと、それを一定にそろえるには、入射角や打点などに高い精度が求められます。
低重心なアイアンは、スピン量を増やしすぎないことでショットの平均点が上がりますが、スピンを精密にコントロールするのには向きません。ミスがミスになりにくい代わりに、球を曲げようとしたのに曲がらないなど繊細な打ち分けが弾道に反映されないということも起こるのです。
また、ロフトの立った飛び系アイアンは、ただロフトを立てただけでは球が低くなって飛ばないので、低重心にして打ち出し角を稼ぐ設計になっています。
反対に高重心でスピン量の多いアイアンは、ロフトを立てると球が上がらなくなってしまうので、ロフトは多めの設定になっています。その目安となるのが、「7番アイアン30度以上」というわけです。
「ちなみにドライバーは、プロでも大慣性モーメントで低重心のモデルを使っている人も多く、アイアンのようにタテの距離感や弾道のコントロールが必須なクラブではありません。その意味ではアインのように『技術が発揮できるクラブ』でなくてもうまくなれます」
「ただし、ドローとフェードや高低の弾道を打ち分けたいのであれば、やはり重心距離が短めのものが適しています。フェアウェイウッドなども同様で、弾道のコントロール性を求めるなら、ミスへの補正能力の高さがジャマになるので、ヘッドが大きく、やさしさや直進性を謳っているモデルは避けたほうがいいでしょう」(小倉店長)
本当にうまくなりたいのであれば、背伸びをして上級者向けアイアンを使う意味はありそうだが、もちろんそれには相応の努力が不可欠ということです。あなたはどうしますか。
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