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PXGの最新モデル「Black Ops」シリーズが登場 フィッティングして分かった”自分仕様”の重要性とは?
PXGは最新フラッグシップモデル「PXG Black Ops(ブラックオプス)」のドライバー、フェアウェイウッド、ハイブリッドを1月24日に発売しました。今回、この最新モデルをカスタムフィッティングできる機会を得たので、最新クラブの性能とともにPXGのカスタムフィッティングについてレポートします。
カスタムフィッティングすれば「試打ではよかったのに…」がなくなる!?
PXGは最新フラッグシップモデル「PXG Black Ops(ブラックオプス)」のドライバー、フェアウェイウッド、ハイブリッドを1月24日に発売しました。今回、この最新モデルをカスタムフィッティングして貰える機会を得たので、最新クラブの性能とともにPXGのカスタムフィッティングの効果についてレポートしたいと思います。
緊張の中、数発打った後に早速ドライバーのフィッティングが始まりました。事前に現在使っているクラブスペックを伝えてあったこともあり、フィッターさんがスイングと弾道測定器のデータを見ながら次々にヘッドとシャフトをチェンジ、順調にフィッティングが進んでいきます。私は言われるままに、次々と渡されるドライバーを試打。フィーリングなどを分からないなりでも必死にフィッターさんに伝えました。
今回の新製品「PXG Black Ops(ブラックオプス)」ドライバーは通常とツアーモデルの2種類のヘッドがあるのですが、私は通常ヘッドの方が振りやすく結果も伴っていました。
最終的にフィッターさんが選んでくれたドライバースペックは以下の通り。
・ヘッド:PXG Black Ops(ロフト10.5度、バックウエートを標準の12.5グラムから15グラムに変更。長さ45.5インチ)
・シャフト:フジクラ スピーダーNXグリーン50、フレックスS
ドライバーフィッティングの結果について担当してくれたフィッターさんは、「ウエートをノーマルの12.5グラムから15グラムに変更することで強い弾道で高さも出せるようにしました。さらに、最下点が手前に来すぎて、ロフトが立って当たる傾向のスイングだったので、拾いやすいシャフトいくつか試してもらいました。その中でも、一番キャリーが伸びてボールへのコンタクトがよかったNXグリーンを選びました。滞空時間もかなり長くなっているはずなので、飛距離アップを実感できると思います」
「アマチュアの方は弾道測定器などで『トータル飛距離』ばかりに注目しがちですが、フィッティングでは『キャリー』を重視しています。着弾してからの距離は天候やコースコンディションで大きく変わるので、あくまでキャリーをしっかり出せるセッティングを重視しています」と解説してくれました。
同様にフェアウェイウッドもフィッティングしてもらい、4番(ロフト17度)と7番(ロフト21度)をセレクトしてもらいました。シャフトはドライバーとは違い「スピーダーNX」が自分には合っていたそうです。
その後、実際にコースでフィッティングしてもらったクラブを試しました。これまでは量販店で試打結果のよかったドライバーを購入しても、実際にコースで試すと「あんなに試打ではバッチリだったのに……」と感じることがありました。初めてのカスタムフィッティングで組んでもらったドライバーを使って感じたのは「試打した時と同じような球が出る」でした。
フィッターさんが想定してくれた「しっかり高さも出て強弾道」がコースでもちゃんと打てることに驚きました。「フィッティングは上級者がしてこそ意味がある」と思っているゴルファーも多いと思いますが、そんな人こそPXGのカスタムフィッティングを一度試してみて欲しいと思いました。
GENシリーズとは異なるフラッグシップモデルの「Black Ops」
PXGの最新フラッグシップモデル「PXG Black Ops(ブラックオプス)」。これまでPXGのフラッグシップモデルは「GEN」の名を冠していましたが、今回のモデルは異なるネーミングで登場しました。そこで、最新クラブの開発者であるカレブ・クロロフ氏にインタビューする機会を得たので話を聞きました。
まず、フラッグシップモデルにも関わらず、「GEN」ではなく「PXG Black Ops(ブラックオプス)」という異なる名称で登場した理由については、「今回の『PXG Black Ops(ブラックオプス)』はウッドにフォーカスしたシリーズになっています。GENシリーズではアイアンも一緒に発表していましたが、ウッドだけを際立たせるために今回は違うシリーズ名でリリースしました。PXGのブランドポリシーとして『前作を超えるモノができたら発売する』というものがあり、アイアンの開発前でもユーザーにウッドの最新モデルを届けられるようになりました」と説明してくれました。
そして、前作より進化したポイントについては、「今回のモデルではフェース素材にPXG独自の新しいチタン合金を使用しています。これまで以上に弾性がある素材なので、初速アップに貢献してくれます。さらにソールにカーボンを使用することで、ヘッドの外側にウエートを配置することができるようになりました。結果として、高打ち出しで低スピンなのに寛容性があるヘッドに仕上がっています」と回答。
ちなみに、これまでのPXGドライバーの中では一番高いMOI(慣性モーメント)も達成している「PXG Black Ops(ブラックオプス)」。ウエートをチェンジすることで、話題の「10K」を超える数値も達成しているそうです。
【PXG Black Ops ドライバー 主なスペック】
ロフト角:8、9、10.5、12度
ライ角:60度
クラブ長:45.5インチ
ヘッド重量:203グラム
標準シャフト本体価格:10万4500円(税込み)
【PXG Black Ops Tour-1 ドライバー 主なスペック】
ロフト角:8、9、10.5度
ライ角:58.5度
クラブ長:45.5インチ
ヘッド重量:203グラム
標準シャフト本体価格:11万5500円(税込み)
【PXG Black Ops フェアウェイ 主なスペック】
ロフト角:15(#3)、17(#4)、18(#5)、21(#7)度
ライ角:59度(#3)
クラブ長:42.5インチ(#3)
ヘッド重量:219グラム(#3)
標準シャフト本体価格:4万9500円(税込み)
【PXG Black Ops ハイブリッド 主なスペック】
ロフト角:17(#2)、19(#3)、22(#4)、25(#5)、28(#6)、31(#7)度
ライ角:59.5度(#5)
クラブ長:39.25インチ(#5)
ヘッド重量:245グラム(#5)
標準シャフト本体価格:4万6200円(税込み)
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