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- どんなゴルファーに合うの? 「プロV1」ファミリーに加わった「プロV1x レフトダッシュ」試打
タイトリストは「プロV1」「プロV1x」に加えて、従来の2モデルではカバーできなかった少数派のニーズを叶えるために開発された「プロV1x レフトダッシュ」をラインアップしました。
しっかりした打感とロングゲームのスピン低減が特徴
圧倒的なツアー使用率を誇るタイトリストの「プロV1」「プロV1x」ファミリーに、第3のモデル「プロV1x レフトダッシュ」がラインアップされました。
飛んで止まるプレミアムパフォーマンスボールである「プロV1」は、非常にソフトな打感とロングショットでの「中弾道&低スピン」が特徴。一方「プロV1x」は、「プロV1」に比べてしっかりした打感と多めのスピン量が特徴。

今回ラインアップされた「プロV1x レフトダッシュ」は、ファミリーの中ではロングゲームで一番しっかりした打感と低スピンになり、弾道は中間に位置するとのことです。
グリーン周りの打感と音を重視する人には、「しっかり感」のある「プロV1xレフトダッシュ」が一番ハマりそうです。
しっかりした打感を感じたいなら「プロV1x レフトダッシュ」か「プロV1x」、軟らかい打感やフィーリングを好むなら「プロV1」とハッキリと感じることができました。
プロV1xの打感でプロV1のような飛び方をする「レフトダッシュ」
今回は自ら体験できましたが、男子ツアー屈指の飛ばし屋である幡地隆寛プロが「プロV1」「プロV1x」「プロV1x レフトダッシュ」それぞれのボールをデモンストレーションしてくれました。
まずは50ヤードのアプローチショット。耳を澄ませば若干「プロV1x レフトダッシュが高めの打音かな?」ぐらいに感じました。弾道とスピンのかかり方や止まり方では見分けがつきませんでした。

弾道結果を見ても、スピン量は100回転も変わらず微小な差、スピンが多い順に「プロV1x」「プロV1」「プロV1x レフトダッシュ」という順番でした。
幡地プロの「プロV1x レフトダッシュ」の感想は、「プロV1xの打感なのにプロV1みたいなボールの飛び方をする」とのことでした。
「50ヤード以内のフィーリングで選ぶゴルファーも多い」とタイトリストの担当者もいっていましたが、「プロV1」ファミリーは自分がちゃんと打てば「止まるボール」なのは間違いありませんでした。
7番アイアンやドライバーでも3機種それぞれの特徴がある
続いて7番アイアン。幡地プロは冬場を考慮しても175ヤード! しなやかなスイングで放たれたショットは美しい放物線を描きながらピンに向かっていきます。

「しっかりした打感でボールコントロールできるイメージが好き」という理由で、現在は「プロV1x」を使用している幡地プロ。「プロV1x レフトダッシュ」は50ヤードショットと同様に「打感はプロV1xで飛び方はプロV1っぽい」と表現。「プロV1x レフトダッシュ」は乾いた金属音が少しだけ高く聞こえました。
最後にドライバーショット。幡地プロの弾道結果はほとんどがキャリー300ヤードを超えていましたが、スイング自体の印象は「しなやか」かつ「スマート」。軽く打っているように見るのにヘッドスピードとボールスピードは完全に世界基準でした。
「自分はロングショットでドローやフェードを打てるボール選びをした結果、プロV1xにしています。でも最後に打ったレフトダッシュの飛びは好きですね」とコメント。
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確かに「プロV1」よりもスピン量が少ないのが「プロV1xレフトダッシュ」という結果でした。タイトリストが考える最適なボール選びとは「プレーに合わせた弾道やフィーリングのイメージが出せるかるか」だそうです。
どのモデルも「飛んで止まる」性能なのに、さらに細かい要素の中から選べるプレミアムパフォーマンスボールに仕上がっていると感じました。
【解説】筒 康博(つつ・やすひろ)
伝説のプロコーチ・後藤修に師事。世界中の新旧スイング方法を学び、プロアマ問わず8万人以上にアドバイスを経験。スイング解析やクラブ計測にも精通。ゴルフメディアに多数露出するほか、「インドアゴルフレンジKz亀戸」ヘッドコーチ、WEBマガジン「FITTING」編集長を務める。
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