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- 10ヤードアップが契約の条件!? マジェスティゴルフが芹澤信雄との用品契約締結を発表
マジェスティゴルフが、芹澤信雄プロと用品使用契約を締結しました。芹澤プロは今後、マジェスティのゴルフクラブやキャディバッグ、グローブを使用するとともに、キャップやバイザー、傘にマジェスティのロゴを入れて、試合に参戦します。
今のドライバーよりも10ヤード飛んだら契約するという条件をクリア
1959年生まれの芹澤信雄プロは現在64歳。シニアツアーに参戦しているものの、飛距離が伸びないことに不安を感じていたといいます。
「昨年、片山晋呉プロと最終戦で一緒になったときに『晋呉、俺、まだ飛ぶかな?』と相談したら『芹澤さん、46インチの40グラム台のシャフトでロフトを少なくしたら飛ぶと思いますよ』ってアドバイスしてくれたんです」

「同じタイミングでマジェスティゴルフさんから話をもらいました。僕自身、もっと飛距離が欲しいと思っていたので、『今、使っているドライバーよりも10ヤード飛んだら、契約させてもらいます』とお話させていただいたのですが、テストを重ね、トラックマンでデータを取りながら試打をしたところ、従来、使っているモノよりもキャリーで10ヤード飛んだので、こちらこそよろしくお願いしますと契約締結を決めました(笑)」
マジェスティゴルフが用意したテスト用ドライバーは、まさに長さ46インチ、シャフト40グラム台のモデル。それを試したところ、今までは220ヤード前後だったというキャリーが、230ヤード超えを実現。いつもなら入ってしまっていたバンカーを越え、とにかく気持ちよく打てたといいます。
「アマチュアの方もドライバーが当たったら気持ちいいですよね。そこの気持ちは一緒なんですよ。僕自身、飛ばすということに関しては限界を感じていたんですが、この年齢でこういったお話をいただいて、現に10ヤード以上飛んだデータが出たときは満面の笑顔でした。うれしかったです」と正直な気持ちも伝えてくれました。
マジェスティゴルフのクラブでエージシュート達成を目指したい!
芹澤プロは1983年にプロテスト合格後、最初に契約した用品メーカーが、マジェスティゴルフの前身となるマルマンゴルフでした。
1998年までマルマンゴルフの契約プロとして活躍し、オレンジ色のシャフトを装着した「マルマンコンダクター」というモデルを使用する芹澤プロを覚えているオールドゴルファーも少なくないはずです。だからこそ、今回のマジェスティゴルフとの契約で古巣に戻ったという印象を持つ人も多いかもしれません。
「マルマンゴルフを辞めるときに、すでにマジェスティという名のブランドはあったんです。そのときに『それを使いませんか?』っていわれたんですけど、僕にはまだ早いですってお断りした記憶があるんですね」
「それが、こうやって64歳になって、この年齢になってもマジェスティさんがクラブ契約をしてくれるというのは、本当にありがたいことです」と芹澤プロ自身も不思議な縁を感じているようでした。
「60歳を過ぎても、こういったクラブに出会うことによって、ゴルフスタイルがまた変わって、飛距離も出て、また楽しく目標に向かっていけるのがいいと思います。ゴルフ人生を楽しみながら、10ヤード飛んだことにエンジョイしながら、エージシュートを出したいですね。目標はエージシュートです」と自身の目標を語ってくれました。
年齢を重ねても、クラブを変えることで飛距離は伸ばすことができる。10ヤードの飛距離を伸ばすことがどれだけ大変かをわかっているベテランなだけに、新たなクラブとの出会いが、今後のゴルフ人生を上向きにさせてくれています。
芹澤プロはその笑顔で、クラブに対する満足度の高さを伝えていてくれたように感じました。
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