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- ゴルフフェアで交わされた熱いグリップ議論…! “太グリップ”は飛距離アップにつながる? 有識者の見解とは
3月8日から10日まで開催されていた「ジャパンゴルフフェア2024」。Golf Pride(ゴルフプライド)のブースでは、クラブフィッターの鹿又芳典さん、ゴルフライターの鶴原弘高さん、YouTubeで人気を集めているミタナラバコウタロウさんによるトークショーが行われました。
グリップ選びは実際に試すことが大事
Golf Pride(ゴルフプライド)が3月8~10日にパシフィコ横浜(神奈川県)で開催された「ジャパンゴルフフェア(JGF)2024」に出展。多くのツアープロが愛用する「MCCシリーズ」やプロ・アマチュアを問わず世界中のゴルファーが使用している「ツアーベルベットシリーズ」など、同社の看板商品が会場内のブースにズラリと並んでいました。
そんなゴルフプライドのブースで注目を集めていたのが、クラブフィッターの鹿又芳典さん、ゴルフライターの鶴原弘高さん、YouTubeで人気を集めているミタナラバコウタロウさんによるトークショー。中でも熱い議論が交わされたのは「太いグリップ」の使用感についてでした。
太いグリップを使うことで“飛距離アップ”の可能性があると語るのは鹿又さん。グリップを太くすることで手元側が重くなり、そのことが飛距離にも影響を与えると話しますが、一方で注意点もあると言います。
「グリップの重量とクラブの総重量の関係がすごい大事。一般的に、軽いクラブはグリップも軽いしシャフトも軽いのでバランスが取れていますが、それに重いグリップをつけるとスイングスピードが出なくなってしまいます。軽いクラブでグリップ“だけ”を太くしてもあまり意味がありません」
「ただ、グリップを太くするとフェースコントロールがしやすくなりますね。細いグリップよりも少ない力でコントロールできるはずです。それに、グリップをギュッと握るクセがある人にもオススメ。太いグリップを使うといい具合になりますし、持つだけで握れてしまうので」
また、トークショーを聴いていた一般ゴルファーからは「私は手が小さいのですが、それでも太いグリップを使ったほうがいいですか?」という質問も。
これに対して鹿又さんは「試したほうがいいです」と回答。その理由について次のように話します。
「グリップは手のサイズに合わせて作られているものではありません。『手が小さい=細いグリップ』というのはあくまで目安。太くしたらどうなるのかは、何かで実験したほうがいいですね。太くしたことで『こういう傾向があるな』とか『こんな感覚なんだな』というのが分かるだけでもいいと思います」
グリップはクラブとプレーヤーをつなぐ唯一の接点でもあるので、グリップの良し悪しがプレーに大きな影響を与えるといっても過言ではありません。
グリップ交換はクラブやシャフトの変更よりも手軽に行えるだけでなく、太さの微調整も可能です。最適なグリップを見つけるためには実際に試すことが何より重要なので、自身のゴルフに悩んでいる人は、一度試してみる価値がありそうです。
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