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- パリ五輪ゴルフ日本代表のウエア発表 葛飾北斎の浮世絵「富嶽三十六景」がモチーフ 丸山茂樹は「全力でサポート」
日本ゴルフ協会は27日、都内で会見を行い、8月の「パリ五輪」で選手が着用するユニホームを発表した。日本代表監督の丸山茂樹(まるやま・しげき)と日本代表女子コーチの服部道子(はっとり・みちこ)が登壇した。
デザインコンセプトは「ジャポニスム」
日本ゴルフ協会(JGA)は27日、都内で会見を行い、8月の「パリ五輪」(フランス/ル・ゴルフ・ナショナル)で選手が着用するユニホームを発表した。
デザインコンセプトは「ジャポニスム」。ジャポニスムとは19世紀後半に欧米で起こった工芸品と浮世絵を中心とする日本美術への強い興味で、フランスを中心にヨーロッパのほぼ全域からアメリカまで西洋世界の広範囲で生起した日本美術ムーブメントだ。
丸山茂樹日本代表監督は「選手が気持ちよくプレーできる、機能性を重視した質の良い生地をコンセプトにしていただいて、デザインはミーティングを重ねて日本の風情、富嶽三十六景をテーマにしてデザインしていただきました」と経緯を説明した。
日本代表女子コーチの服部道子は「パリは文化と芸術の街ということで、日本の伝統、ジャポニズム、葛飾北斎、富嶽三十六景ということで、選手たちの挑戦心に火がつく」とデザインの意図を語った。
また、ゴルフ競技でメダルを獲得した際の報奨金も発表された。報奨金は、金メダルは2000万円、銀メダルで1000万円、銅メダルは600万円。いずれも2021年東京五輪と同額となる。日本オリンピック委員会(JOC)からの報奨金は別途支給される。
3大会連続で監督を務める丸山は「やることは変わりなく、選手が気持ちよくプレーできるようにサポートする。前回、稲見萌寧選手が銀メダルを獲った時に非常に盛り上がったので、今回は男子が獲得できるように、これを機に日本の男子ゴルフ界が発展していくように、想いを込めながら日々全力でサポートしていけたら」と意気込んだ。
服部コーチは「われわれの役割は選手が快適にプレーできるように環境を整えること。稲見選手の東京オリンピック“銀”が大反響で、日本のジュニアや次世代へつなげていけます。ゴルフは年齢性別関わらずできるスポーツ。そういったところで多くの皆様に応援やプレーをしていただきたい」と語った。
ゴルフの五輪代表は、男子は6月17日時点、女子は同24日時点の世界ランキングをもとにした五輪ランキングの各上位2人が選出される予定で、代表争いは佳境に入っている。
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