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国内外の男子ツアーで驚異の使用率! ベンタスシリーズの新作「24 ベンタス ブルー」はどう進化した? 3代全部打ち比べ

2024.06.11 鶴原弘高
ギアくら ゴルフギア シャフト フジクラ

国内外のツアーで高い使用率を誇るVENTUS(ベンタス)シリーズに、新作「24 ベンタス ブルー」が仲間入りしました。果たして、従来モデルの初代「ベンタス ブルー」や「ベンタス TR ブルー」とはどう違うのでしょうか。ゴルフライターの鶴原弘高が、歴代ブルーの3モデルをヘッドスピード43m/sで打ち比べてレビューします。

硬いだけじゃない“当てやすさ”と“ブレづらさ”が魅力

 VENTUS(ベンタス)は、アスリート向けのシャフトとしてフジクラがアメリカ拠点で開発したシリーズです。現在、PGAツアーや国内男子ツアーでのドライバーシャフト使用率が40%近くにまでなり、まさに大人気のフィーバー状態。その波及効果もあって、今やアマチュアからも注目されるシャフトになっています。

上から初代「ベンタス ブルー」、2代目「ベンタス TR ブルー」、最新作の3代目「24 ベンタス ブルー」
上から初代「ベンタス ブルー」、2代目「ベンタス TR ブルー」、最新作の3代目「24 ベンタス ブルー」

 ベンタスシリーズには、ブルー、ブラック、レッドの3モデルが展開されていて、男子ツアーでは「ベンタス ブラック」が一番人気のようですが、ブームに火を付けたのは2020年から国内でも正規発売がスタートした初代の「ベンタス ブルー」です。

 ブルーには22年に新モデル「ベンタス TR ブルー」が登場し、今年に入って新たに「24 ベンタス ブルー」が追加投入されています。現状ではブルーが3モデルあるわけですが、今後は最新版「24 ベンタス ブルー」が初代に置き換わるモデルとなり、「ベンタス TR ブルー」は別シリーズとして継続発売される予定となっています。

 ベンタスシリーズが、なぜここまでアスリートからの信頼を得たのか。その大きな理由は、シャフト先端側の強度の高さにあります。ベンタスシリーズにはフジクラ独自の「VeloCore」(ベロコア)という技術がシャフト先端側に使われていて、とにかく先端が硬くて締まっています。そのおかげでヘッドの動きを自分でコントロールしやすいうえに、打点がズレたときにヘッドがブレづらい効果をもたらしてくれます。近年では、どのシャフトメーカーも高慣性モーメントの大型ヘッドに対応すべく先端強度を高めていますが、その最たる例がベンタスシリーズといえます。

 先端側が硬いシャフトですが、振りやすさのフィーリングをもたらす適度なしなり感があるのもベンタスシリーズの特長です。アスリート志向ではないアマチュアゴルファーからも、「当てやすい」「ブレづらい」といった声が聞かれるのはそのためです。

手元のしなり感が異なる3つのブルー

 ベンタスシリーズに用意されているブルー、ブラック、レッドのなかで、最も手元側のしなりを感じやすいのがブルーです。そのおかげで切り返しのタイミングを取りやすく、思ったほど硬くは感じないというアマチュアゴルファーも多くいます。ただし、手元の硬さのフィーリングは、「ベンタス ブルー」「ベンタス TR ブルー」「24 ベンタス ブルー」の3モデルで少し異なっています。

「24 ベンタス ブルー」は「ベンタス ブルー」と「ベンタス TR ブルー」の中間のフィーリング
「24 ベンタス ブルー」は「ベンタス ブルー」と「ベンタス TR ブルー」の中間のフィーリング

 今回、3モデルともに60グラム台のフレックスSでスペックを統一し、同じヘッドで打ち比べたところ、最もシャフトの中元部分がしなるように感じるのが初代「ベンタス ブルー」でした。それよりも手元部分が少し硬めで、中間寄りにしなりを感じるのが「ベンタス TR ブルー」。それら2つのモデルの中間ぐらいに位置するのが「24 ベンタス ブルー」といった感じです。

 感覚的な別の表現をすると、初代の「ベンタス ブルー」は中元部分が局所的に「グニッ」としなるようなフィーリングです。それに対して「24 ベンタス ブルー」は、もう少し中元部分の広い範囲が「グーン」としなります。「24 ベンタス ブルー」は、初代よりもしなり方がオードソックスで、なだらかなしなり心地になっている新シャフトと言えるでしょう。

 筆者の場合、単純に軟らかさの順を付けるなら、もっともしなりを感じられるのが初代「ベンタス ブルー」、次に「24 ベンタス ブルー」、最後に「ベンタス TR ブルー」です。どのモデルもヘッドスピード43m/sあれば、60グラム台のフレックスSを問題なく使えそうです。ただし、こういった硬さのフィーリングはゴルファーのスイングタイプによっても感じ方が変わってきます。筆者の周りには、「24 ベンタス ブルー」のほうが初代「ベンタス ブルー」よりも軟らかく感じるという人もいます。

 感覚的な話ばかりになってしまったので、少し技術的な話もしておきます。シャフトの硬さを数値で示す機器として、一般的には手元側の硬さを計測できる振動数計がよく使われています。こういった数値はシャフトのフレックス選びにおいて一定の基準にはなりますが、実際にゴルファーがスイングしたときに感じる硬さとは印象が異なる場合が多々あります。

 なぜかというと、生身のゴルファーはシャフト全域での剛性の差を硬さや軟らかさの感覚として捉えることがあるからです。余談ですが、ゴルファーはシャフト自体のトルクが多い場合などにも、それを軟らかさとして感じたりもします。それゆえ数字ばかりを参考にできないのが、シャフト選びの難しいところでもあります。

「24 ベンタス ブルー」に初採用の「VeloCore+」は効果アリ!

 3モデルのブルーで弾道がどのように変わるかというと、実はナイスショットではそれほど差がありませんでした。シャフト自体の性能差よりも、ショットごとの打点差による弾道差のほうが大きかったです。あえて差を言うなら、筆者の場合は同じような力感で3モデルをスイングしたときに、「ベンタス TR ブルー」だけはヘッドスピードを少しだけ上げやすい傾向にありました。おそらく他のブルーよりも手元側がしっかりしているため、切り返し時点でのパワーを逃がさずにシャフトに伝えきれているようです。

「24 ベンタス ブルー」は従来の「VeloCore」をさらに進化させて強化させた「VeloCore+」を搭載
「24 ベンタス ブルー」は従来の「VeloCore」をさらに進化させて強化させた「VeloCore+」を搭載

 今回の試打では故意にミスショットも打ってみましたが、打点のズレにいちばん強かったのは「24 ベンタス ブルー」です。「24 ベンタス ブルー」には、従来の「VeloCore」をさらに進化させて強化させた「VeloCore+」というテクノロジーが搭載されていて、これが打点ズレのショットに効力を発揮してくれます。とくにインサイドからヘッドが入りすぎてフェースのトゥ側でヒットしたときでもヘッドがブレづらく、着弾点のバラつきを軽減してくれていました。

 ベンタスシリーズのブルーは、アマチュアゴルファーが使っても当てやすくてブレづらいという評価を得ているシャフトです。筆者もこれまで気に入って使い続けてきて、その評価にも納得していますが、もともとシャフト自体に球がつかまる要素が備わっていないことは留意しておきましょう。引っかけのミスは軽減してくれますが、プッシュのミスが多い人とはあまり相性が良くありません。

試打・文/鶴原弘高
つるはら・ひろたか/1974年生まれ。大阪出身。ゴルフ専門の編集者兼ライター。仕事のジャンルは、新製品の試打レポート、ゴルフコース紹介、トレンド情報発信など幅広く、なかでもゴルフギア関連の取材が多い。現在はゴルフ動画の出演者としても活躍中。YouTubeチャンネル:『A1 GOLF CLUB』(https://www.youtube.com/@A1_GC) Instagram:@tsuruhara_hirotaka

【写真】アマチュアも使えるベンタス! これが「ベンタス ブルー」3代の試打データの違いです

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