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- モデルごとの「ピッタリ合うゴルファー」を教えます! テーラーメイド「スパイダーツアートラス」パターを試打
定番マレット「スパイダーツアー」とネックが人気の「トラス」が合体した「スパイダーツアートラス」。テーラーメイドの人気パターが合体した5つのモデルを試打&計測し、それぞれの特徴や相性などをインドアゴルフレンジKz亀戸店・筒康博コーチに分析してもらいました。
元祖スパイダーが更にオートマチックに進化した「スパイダーツアートラス」
世界ランク1位も愛用するテーラーメイドから、人気マレット「スパイダーツアー」にブレない「トラス」ネックが合体した「スパイダーツアートラス」シリーズが発売されました。
ヘッドとネックのタイプが異なる5機種をギア計測&試打しながら、それぞれの特徴と相性のよいゴルファーを見ていこうと思います。
大型だった元祖スパイダーヘッドにトラスネックが装着された「スパイダーツアートラス」は「TM1」「TM2」の2つのヘッドがラインアップ。
「TM1」は構えた時にはクランクネックに見え、オフセットは大きめ(11.5ミリ)で重心角は82度もありました。ストロークでは振り幅とテンポに集中するだけで、軌道に関わらず多少のミスヒットでもフェースのブレが非常に少ない安心感抜群の方向性が特長でした。
ショートパットの方向性に不安があり、しっかり打てなくなってしまうタイプのゴルファーに特に効果を発揮しそうなパターです。
「TM2」はオフセットが全くなくフェースが前(2.3ミリ)に出ています。構えるとセンターシャフトパターに見えますが、横幅約43ミリの大きなトラスネックの効果でミスヒットに対する寛容性は抜群。
また重心角はフェースバランスを超える95度もあり、センターシャフトの弱点であるスイートスポットの狭さを完全に払拭しています。
ボールの位置をやや左目寄りに置いて、フォロースルーの大きさで距離感を出していくタイプのゴルファーが使うと「鬼に金棒」状態になるかも知れません。
抜群の操作性と寛容性アップが実現! 「スパイダーツアーXトラス」
登場時「イッツィービッツィー」と呼ばれていた小振りなスパイダーヘッドは、後方のウイングを小さくすることで抜群の操作性を実現した画期的なマレット。
トラスネックが装着された「スパイダーツアーXトラス」は大きな寛容性も追加されブラッシュアップしています。
「TM1」はブレード使用者も違和感なくスイッチできそうなほど操作性が高いうえに、ヒール部に約30ミリのトラスネックがヒールヒット時の引っ掛けミスを防いでくれます。
重心角は81度もあるのに、ストローク時にはまるでブレードパターをストロークしているような感覚があります。自分のタッチを維持しながら全体ミスを改善したいゴルファーに支持されそうなパターです。
「TM2」は構えた時には小振りなセンターシャフトのマレットに見えますが、重心角はなんと98度もありフェースの開閉を防ぐ大型マレットに引けを取らない寛容性があります。
フェースが約2ミリ前に出ていますが、40ミリを超える幅広トラスネックの効果でシャフトとフェースが直角に見えターゲットに対するアライメントは抜群。
ボールの出球をシビアに狙って行きたいゴルファーが使えば、一度入ると止まらないエースパターになり得るポテンシャルがあります。
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