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- ウェッジ選びに新たな選択肢!? ピン「G730アイアン」の“セットもの”ウェッジがオススメな理由
様々なブランドから多様なモデルが登場している「単品ウェッジ」。しかし、すべてを試打してから購入することはできないこともあり、何を買えばいいのか迷子になっているゴルファーも多い。そこで新たな選択肢として、ピン「G730アイアン」の“セットもの”ウェッジについてゴルフイラストレーターの野村タケオさんがレポートしてくれました。
“セットもの”ウェッジと侮るなかれ
みなさんこんにちは、ゴルフバカイラストレーターの野村タケオです。みなさんはどんなウェッジをお使いでしょうか。やはりウェッジだけはアイアンとは別のものをバッグに入れている人が多いんでしょうね。
でもいろんなメーカーから販売されているし、同じメーカーのウェッジでも様々なソール形状があって、どれを選べばいいか迷いませんか。よほどの上級者じゃない限りは、なるべく優しくてミスが出にくいものを使いたいですよね。
実はアイアンとセットもののウェッジってのが意外と優しくて使いやすいんです。そこで、先日試打したピン「G730アイアン」のウェッジがとても素晴らしかったので紹介します。
ピン「G730アイアン」といえば、7番のロフトが26.5度という飛び系のアイアンです。
それでいてミスに強く、優しくボールが上がるアイアン。コースで試打しましたが、本当によくできたアイアンでした。そして、試打で驚いたのがセットになっているウェッジの優しさでした。
このアイアンはストロングロフトなので、PWの下にUW(ロフト45度)、50度、56度の3本がラインアップされています。そのなかでも56度がアプローチにバンカーにと、本当に使いやすいんです。
もともとG730はソールが広めなので、この56度も当然ソール幅が広く、バンスは12度となっています。このソールが本当に秀逸だったのです。
構えてみると、ほんの少しオフセットがあって、構えやすいし方向性も出しやすい。ヘッドは少し大きめなので安心感があります。
単品ウェッジに引けを取らないスピン量
まずはフェースを開かずにスクエアのまま打ってみましたが、ソールが気持ちよく滑ってくれます。バンスが地面に当たりすぎることなく、スーッと滑る感じ。打ち出されたボールはけっこう低めの弾道で、キュキュっとスピンがかかります。
これにはけっこう驚きました。セット物の優しいウェッジだし、ポケットキャビティ構造だし、基本的にはあまりスピンがかからないと思っていたんです。“ポッコン”と飛び出して“トロトロ”転がるような球が出るのかなと。
打感こそ、少しだけ硬めで軟鉄鍛造などの別売りウェッジのような軟らかさはありませんが、弾道はほぼ同じような感じでやさしいのです。
今度は開いて構えましたが、これも違和感なく打てます。スピンもかかるし、とてもいい感じに打てました。ただ、やはりこのウェッジは開いて使うよりも、スクエアに構えてシンプルに打つほうが向いていると思いました。
バンカーショットではフェースを開くことなくスクエアに構えて、シンプルに手前をダフるだけで簡単に砂が爆発してくれます。脱出するだけなら本当に簡単。
フェースを開いても使えるので、シンプルに打ちたい人も、少し操作をしたい人にも使えそうです。
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