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- 今度のガーミンは「弾道測定器」 カラーディスプレイ搭載のオールインワン設計でシミュレーションゴルフも楽しめる!
腕時計型のGPS距離計やアプリ連動型のレーザー距離計など、様々なゴルフ計測器を発表しているガーミン。そんなガーミンが今回発表したのは弾道測定器「Approach R50」。発表会で体験したゴルフイラストレーターの野村タケオ氏が、その機能をレポートしてくれました。
本体上部にカラーディスプレイを搭載
みなさんこんにちは、ゴルフバカイラストレーターの野村タケオです。ガーミンといえば、すぐに思い浮かぶのがウォッチ型のGPS距離計ですよね。
でもそれだけではなく、実は「Approach R10」という弾道計測器もあって、なかなか好評なんです。その弾道計測器にカメラ式で高精度の「Approach R50」というモデルが登場しました。
かなり精度が高く、画期的な機能があるというんです。一体どんなモデルなのでしょうか、発表会で試させてもらったのでレポートします。
ガーミンの新しい弾道計測器「Approach R50」は高精度のハイスピードカメラ3台を内蔵することで、インパクト時の詳細なデータ(全20項目)を計測するというモデルです。
大きな特徴として、本体上部に10インチのカラーディスプレイを搭載していて、そこに計測データなどが全て表示されるということ。「Approach R50」さえあれば、他にノートPCやタブレット端末などを用意する必要がないというわけです。
本体はモニターも付いているので、419.1×269.2×190.5ミリとまあまあ大きいです。ただ4.1キロという重さなので、片手でも簡単に持てるんですよ。しかも充電式で4時間稼働してくれますから、室内だけでなく、コースや練習場にも持って行けます。持ち運びには専用のバッグも用意されていて、これがなかなかカッコいいんですよ。
本体を動かすことなくアライメントが可能
セットアップはめちゃ簡単。スイッチをオンにして、ボールの打ち出し方向のセッティングもボール2個を使ってすぐにできるようになっています。タブレット端末とのセッティングが……なんてことは一切ないんです。
あとはボールを打つだけで、本体上部のモニターに計測結果が映し出されます。ボールを置く位置も、しっかりとモニターで確認できて、打てる状態になれば本体下部のライトが赤からグリーンに変わります。これも分かりやすくていいですね。
ボールを打ってみて驚いたのは計測結果が出るスピード。もうね、打った瞬間といってもいいぐらいの早さで数値が出ます。これはストレスがなくていいです。
出てくる数値はスピン量や打ち出し角、ボールスピード、飛距離、スピン軸の傾きなど、十分な情報量ですし、ボールのデータだけでなくクラブパスやアタックアングル、フェース角なんかもわかるんです。
こういう計測器ってクラブのフェース面にたくさん小さなシールを貼らなければいけないものも多いのですが、この「Approach R50」はフェースセンターの上部に1枚貼るだけなので、めっちゃ簡単。
インパクトの時の動画も見れちゃうので、自分のクラブがどんな軌道でインパクトしているのか、というのが分かるんですよ。これはとてもいい機能だと思います。
カラーディスプレイはとてもキレイで、本当に見やすい。表示する項目や画面もいろいろ選べるし、2画面表示なんてこともできます。タッチスクリーンなので、直感的な操作もしやすいんです。モニターの大きさや位置もとてもよく、打った後にすぐ確認しやすいです。
計測した数値も一緒に発表会に来ていたフィッターさんもいい数値が出ているという評価でした。僕の感覚的にも、かなりいい数値が出ていると思います。カメラ式なので実際に打ち出されたボールを測定しているわけですから、ボールのスピン量や打ち出し角、初速なんかはかなり正確な数値が出るはずですしね。
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