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- ブレード好きにこそ試して欲しい!? スコッティ・キャメロンの人気マレットが打ちやすい理由を探ってみた
今や現代パターの主流になったマレット型ですが、形状&構造によって「直進性が高い」「転がりがいい」など特徴はさまざまです。タイトリスト「スコッティ・キャメロン」のマレットパターも、狙った方向へ構えやすい、優れたアライメント効果が人気です。今回は、そのアライメント効果の秘密を探ってみました。
アドレスしやすいヘッド形状は人によって異なる
パッティングは主に「方向性」と「距離感」という要素が求められます。狙ったポイントに構えやすく、そこに打つイメージが出しやすいという要素がパターでは重要です。

毎年、様々なメーカーから数多くのモデルが発売されているのは、ゴルファーによって「狙える(方向性)」「タッチが合う(距離感)」と感じられるモデルが異なるからでもあります。
ヘッドをグリーン上にポンと置いただけで、狙った方向へ正確にフェース面が向けられるパターほど、入る気がする、構えやすいとゴルファーは感じます。それはパターヘッドに施されたアライメント効果によるもの。

ヘッドのシルエットや凹凸、ドットやサイトラインなどの意匠、カラーリングなどです。特に現代マレットパターはアライメント効果に多くの工夫が施されていて、アドレスしただけで真っすぐに構えやすく、転がるイメージが出やすいのが大きな特長といわれています。
その一つがスコッティ・キャメロンのマレットモデル「ファントム5」と「スーパーセレクト ファストバック1.5」です。試打をとおして、優れたアライメント効果の秘密を探っていこうと思います。
ブレードパターからのスイッチもしやすい「ファントム5」
スコッティ・キャメロンのハイテクマレット「ファントム」シリーズは、深さの異なるデュアルミルド(削り出し)フェースによる極上のフィーリングと、マルチマテリアル構造による直進性に優れたモデルです。
ブレの少ない高慣性モーメントヘッドだからこそ、ヘッドを置いただけで真っすぐ目標へフェースを向けられるアライメント効果が高くなければいけません。

やや小ぶりのツノ型「ファントム5」は、ヘッド前方の3ドットによりフェース向きの合わせやすく、ヘッド外周のシルエットが非常に特徴的になっています。
ヘッド前方はカップの中心に向かって行くようなシルエットで、ヘッド後方はバックスイングが真っすぐ引けるようなシルエット。ほぼフェースバランスの大きな重心角と相まって、ストレートtoストレート軌道でストロークしやすくなっています。
ソール前部のウエート(10グラム×2個)により浅&低重心のため、ブレードモデル使用者がスイッチしやすい操作性の高さも兼備しています。「ファントム5」は打感や打音にこだわりながら、オートマチックかつ安定したボールの転がりを求めるモデルといえます。
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