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- 「100切り達成したので、そろそろスプーン入れてもいい?」90切りを目指すセッティングを考える
ゴルフのスコアでひとつの目安になるのが100切りでしょう。今回は100が切れるようになった人にお勧めのセッティングについて人気フィッターの石井建嗣(いしい・たけし)さんに聞きました。
90切りの段階で14本は必要ない
ゴルフのスコアでひとつの目安になるのが100切りでしょう。100切りを目指すためにクラブセッティングは重要ですが、実は100を切ってからこそクラブの力に頼ることでより上達が早くなります。今回は100が切れるようになった人にお勧めのセッティングを紹介しようと思います。(文/クラブフィッター・石井建嗣)

ざっくりと人物像を設定します。100を切り、いざ90切りを目指す男性で、ドライバーヘッドスピードが40m/s前後、飛距離は200から220ヤード辺りを想定します。この人物が90切りを目指すためのセッティングを考えます。
まず、クラブの本数は14本入れません。12本、それが厳しくても13本までに抑えることをお勧めします。理由は90切りの段階で14本は必要ない、もっと言えば邪魔になるからです。
練習でうまく打てない“飾り”のクラブを、ラウンドでもキャディバッグの中に入れている人がいますが、これは本当に良くないことです。人間はうまく打てないと分かっていても、コースでちょうどそのクラブが綺麗に当たった時の距離が残ったり、ライが良かったりするとついついそのクラブを使いたくなってしまうからです。
結果は高い確率でうまくいかないわけですが、それでもキャディバッグの中に入っていることで「トライしてみよう」という無謀な選択肢が出てしまいます。その代表格が3W(スプーン)やロングアイアンです。
スプーンやロングアイアンはいらない!?
では、私が推奨するセッティングですが、1W、5W、U4(22度前後)、U5(25度前後)、6IからPW、ウェッジが2本(50度と56度など)、そしてパターの合計12本です。もちろんこれは一つの例であって、例えばUTよりFWが得意ならU4の代わりに7Wを入れる、アイアンが嫌いなら6Iの代わりにU6を入れるなど多少のアレンジは加えます。
ウェッジも2本だと距離の打ち分けが難しいということなら、1本足して13本のセッティングにします。どちらにしても14本は必要ありません。もちろん練習は必須ですが、とにかく自分が自信をもって打てるクラブしかキャディバッグの中に入れて欲しくないわけです。
セッティングに余白を残しておく
もう一点、14本入れて欲しくない理由は、90切りを達成した後に必要になるクラブが出てくるからです。80台ともなるとその上を目指す際、少し無理してでも狙っていかないといけないケースが生まれます。その時に必要になるクラブを入れるスペースを空けておくというのも、14本を入れないことを奨励する理由です。
ちなみに、ヘッドやシャフトはその人の打ち方に合わせるのが当然ですが、今回の人物像に対して実際のフィッティングで勧めることが多いのは、ドライバーのロフト10.5度、シャフトは50g台です。アイアンはキャビティで少し芯が広めのモデル、7番アイアンのロフトは31度前後、シャフトは100g程度となります。
私はその時のレベルに合ったクラブの本数を奨励しています。14本入れないといけないと思っている人がいますが、ルールはあくまでも14本“以下”です。上達するにつれて必要なクラブを増やしていく、そしてその時に入れるスペースを確保しておくということが大切です。
【解説】石井 建嗣(いしい・たけし)
香川県丸亀市で「ゴルフショップイシイ」を営むクラブフィッター。フィッター界の第一人者である浅谷理氏に師事し、クラブ&パターフィッター、TPIインストラクター、ゴルフラボ公認エンジニアの資格を持つ。ゴルフはHDCP「9.9」の腕前だが、自身のプレーより他人のクラブを“診る”ことに喜びを感じる職人肌。出演するYouTubeチャンネル「ズバババGOLF」では軽快なトークで人気を集める。
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