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- 7番アイアンでヘッドスピード「47m/s」!? 元侍ジャパン・内川聖一がミズノ新作「S-3」を試打 規格外パワーにどよめき
3月7日から9日まで開催されていた「ジャパンゴルフフェア2025」。ミズノゴルフのブースでは、マスターフィッターの平井誠一(ひらい・せいいち)さん、元プロ野球選手の内川聖一(うちかわ・せいいち)さんによるトークショーと試打会が行われました。
バットもクラブも「当たったあともう1回乗る感じが欲しい」
ミズノゴルフが3月7日~9日にパシフィコ横浜(神奈川県)で開催された「ジャパンゴルフフェア2025」に出展。元プロ野球選手の内川聖一さんを招き、新アイアン「Mizuno Pro S-3」の発売記念イベントを実施しました。

NPB通算2186本もの安打を放った日本球界屈指のヒットメーカーでもある内川さんは「だいたいスコア75~85ぐらいです」とゴルフの腕前も相当なもので、「次の日がラウンドだとわくわくして寝られない」と引退後からより熱心に取り組んでいる様子。
フィッティングを担当したマスターフィッターの平井誠一さんは内川さんの実力について、「7番アイアンのヘッドスピード47m/s(ドライバーに換算すると55~56m/s)で場外ホームランみたいにボールが飛んでいく」と紹介し、かけつけたファンからはどよめきが起こりました。
イベントでは、そんな規格外のパワーを持つ内川さんが発売されたばかりの「S-3」を試打し、「打感がめちゃくちゃ柔らかい。ボールが当たって長く運べる感じがする」と大絶賛。「1回当たったあともう1回乗ってくれる感じがいい」と現役時代、バットにも同様の感覚を求めていたことを興奮気味に伝えました。
「全然違う、まじで…」 大人気クラフトマンの職人技に感嘆
さらにこの日は、女子プロツアーにも帯同し、道具をメンテナンスしている「ワークショップカー」をブースに設置。ミスショット時に野球経験者特有のスライスが出ると悩む内川さんの「トップエッジを薄く、ヒールの部分を深くして、構えたときにどこに飛んでいくのか分かるようなイメージが欲しい」という要望を聞き、全国にファンがいる大人気クラフトマン・佐竹政寛さんが実際にアイアンを研磨して加工する実演を披露しました。

作業工程を間近で観察した内川さんは、「現役時代、道具は自分で手入れをしていた部分もあったけど、職人にしかできないこともある。(佐竹さんの技術は)道具に魂を入れているような感じ」とコメント。出来上がったアイアンを見比べると、「全然違う、まじで……。2本見比べるとかなりシャープで、削った部分も分かる」と感嘆の声を上げ、「僕らアマチュアは、こんな感じでとか抽象的にしか伝えられないことが多いけど、それを汲み取って形にしてくれるので信頼感がすごい」と、プロの職人技を称えました。
またイベントの終盤には、「S-3」にちなんで3個の直筆サインボールをかけたジャンケン大会を実施。最後に今後の目標を尋ねられた内川さんは、「周りの人からプロゴルファーになればって言われることもあるけど、プロは特別な人だと思っている」と語り、「まずはどこのゴルフ場でもフルバックから安定して70台が出せるように頑張りたい」と力強く答えて、イベントを締めくくりました。
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