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- 安定した上がりやすさと低スピンで飛ばせる! タイトリスト「GT2フェアウェイメタル」試打で分かった使い勝手
タイトリスト「GT2」ドライバーが発売から大人気ですが、そろそろフェアウェイウッドもそろえるべきか悩んでいるゴルファーもいることでしょう。特に3番ウッドを購入する場合は、しっかりと「弾道高」が得られるのかを試打でチェックすべき。そこで「GT2フェアウェイメタル」を試打してみました。
新素材を採用してより低&浅重心化したGT2フェアウェイメタル
発売直後から人気のタイトリスト「GT2ドライバー」ですが、それに負けず前作から大きくブラッシュアップされているのがフェアウェイウッドの「GT2フェアウェイメタル」。

クラウンに新採用された「超軽量シームレスサーモフォームクラウン」は、タイトリストらしい美しいフォルムと打感や打音はそのままに、スチール素材よりも約5倍も軽い独自開発の新造材です。従来モデルよりも打ち出し角をアップさせ、スピン量を最適化させる低浅重心設計になっています。
「GT2ドライバー」を購入したら同シリーズのフェアウェイウッドも購入すべきかを検討するため、「GT2フェアウェイメタル」の15度と16.5度を試打してみました。
まずは15度から。「GT2フェアウェイメタル」は、タイトリストのドライバーを使用している人なら「全員が好きという顔」と思えるほど、クラシカルなのに安心感があるヘッドシルエットになっています。
ヘッド計測を行ってみると、重心角を確保しながら想像以上に低重心で驚きました。「SS(スイートスポット)の高さ」はボールの中心の高さ(約21ミリ)と同じぐらいでした。

これはどういう意味かというと、地面からショットしても(もちろんティアップして打っても)高打ち出し&低スピンで飛ばせるという数字です。実際に15度は「GT2ドライバー」同様、横のブレが少ないのにミニドライバーさながらの高さで強い弾道が出ます。
ロフトを増やしても弾道は強いまま
続いて16.5度を試打しましたが、1球目を打っただけでロフトアップしても飛ぶという実感がありました。15 度と同じ長さと重さですが、打ち出し角が大きくなるぶんキャリーは伸びているのに、スピン量はそのままなのにはびっくりしました。

ボール初速70メートル/秒オーバーのショットを連発していた飛ばし屋でも、15度と16.5度のスピン量がほとんど同じでした。
もう一つ強く感じたのは、今年2月にモデルチェンジを果たした「プロV1」「プロV1x」ボールとの相性のよさ。中低域の打音と吸い付くような打感の「GT2フェアウェイメタル」にはこのボールが必須、といえるほど高打ち出しで低スピン弾道になりました。平均的なヘッドスピードの私が打っても、それはしっかりと実感できました。
「GT2フェアウェイメタル」のロフト角は13.5、15、16.5、18、21度のラインアップがありますが、フェアウェイウッドが苦手でスピンが入り過ぎてしまう人には、大きい番手ほど武器になりそうです。
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