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- ドライバーが苦手なら「ミニドラを試すべし」って本当!? フィッターが教える失敗しないミニドライバーのスペック選びとは?
「ドライバーが苦手」というアマチュアは多い。「そんな人に試して欲しいのがミニドライバーです」と語るのは、クラブフィッターのゴルフフィールズユニオン・小倉勇人店長。そこで、ミニドライバーのメリットと失敗しない選び方を聞きました。
現代ドライバーは長さも大きさも異質だから難しい
ドライバーは、アマチュアのスコアメイクにおいて大きなウエートを占めるクラブです。飛距離が出るぶんだけ曲がったときのリスクは大きく、OBしてダボ、トリの原因になることも多いため、いいスコアで回れるかどうかはドライバーの調子にかかっているという人は少なくないのではないでしょうか。
一方で、100前後のスコアで回る人にとって「ドライバーが得意」という人はあまり多くありません。フェアウェイキープどころか2打目が打てるところにあれば御の字だし、うまい人と回ると飛距離の差にも愕然とします。

このドライバーの苦手意識って、クラブで解消できる問題なのでしょうか? ゴルフフィールズユニオンの小倉勇人店長に聞いてみました。
「やっぱり現代のドライバーは、(パターを除いた)13本のクラブのなかでもちょっと特異な存在なので、それが苦手につながっているケースは多いと思います。ですので『ドライバーが苦手なんです』という方は、そのドライバー特有の振りにくさ、扱いにくさを解消する工夫をすることである程度改善できるケースは多いと思います」(小倉店長)
ゴルフクラブは、番手の変化に伴ってヘッドの大きさやクラブの長さが少しずつ変化するようになっています。しかし3番ウッドとドライバーの間は、ヘッドサイズは倍ほども違いますし、シャフトの長さも2インチ以上違います。ここにあまりにも大きなギャップがあることで「ドライバーだけが苦手」という人が少なくないのです。
ドライバーの長さに対応できない人は、振り遅れのミスが出やすいですし、ヘッドの大きさに対応できない人はフェースが戻り切らずにプッシュなどのミスが出がちです。
そのため、基本的に振り遅れる人にはなるべく長さの短いクラブを選ぶこと、フェースが戻らない人は重心距離が短いクラブを選ぶことがポイントになります。
しかし実際は、市販のドライバーのなかには極端な性能を持ったものは多くなく、「どのモデルを選ぶか」というレベルの対策では、劇的な改善が望みにくいという側面があります。
「本当にドライバーが苦手なら、私のようなクラブフィッターやクラフトマンに相談して、市販品にはないちょっと極端なクラブスペックにするのがいちばんの対策だと思います。私も、長いものが苦手なお客さんには44インチとか43.5インチくらいまでクラブを短くしますし、大きいヘッドが苦手な方には鉛を貼ったり、別売りのウエートを使ったりしてクラブをいじります」(小倉店長)
最近ではヘッドサイズが300cc前後のミニドライバーの選択肢も増えており、ドライバーが苦手な人にはオススメです。しかし、スペック選びが難しいので、できればクラブフィッターに相談してほしいと小倉店長はいいます。
45インチで作れば飛ばせる小ぶりヘッドが作れる
長いものが苦手なら短く、大きいものが苦手なら重心距離が短いヘッドをというのはシンプルではありますが、実際はただシャフトを切って短くすればいいとか、ヒール側に鉛を貼ればいいというわけではないので、注意が必要です。
「クラブを短くする場合は、そのぶん重くしなければなりません。ヘッドに鉛を貼る場合も、ただ貼っただけではどんどん重くなってしまうので、どこかで重量調整が必要です。私たちクラブフィッターは、そうやって加工しても気持ちよく振れるようにクラブを調整するのが仕事。カスタムを考えるなら、ここには注意してほしいですね」(小倉店長)
長さを0.5インチ短くしたなら、総重量は約5グラム重くするのがセオリーですが、その重さをどうやって生み出すかが難しいのです。
同じ5グラムでも、重いシャフトを装着するのか、ヘッドに鉛を貼るのか、グリップ側を重くするのかでバランスも振り心地も変わってしまいます。
ミニドライバーも基本的には一般的なドライバーよりも短いですので、いま使っているドライバーと同じ重さではダメ。
ここをうまく整理できないと、シャフトを短くしたりミニドライバーを買ったりしたのにうまく打てない、という事態が起こるので注意が必要です。
そしてもう1点、こういった苦手改善の加工は、ある程度飛距離を犠牲にする覚悟が必要であるということは忘れてはいけません。
苦手が解消され、ミート率が上がって平均飛距離がアップすることは大いにあり得ますが、1発の絶対的な飛距離はどうしても普通のドライバーには及びません。
「ただし、大型ヘッドが苦手で長さは苦にしないという人であれば、ミニドライバーをあえて45インチくらいで組むという裏技もあります。これなら1発の飛距離でも普通のドライバーに劣らないミニドライバーを作ることはできます」
「私自身、ミニドライバーを45インチにリシャフトして使っていて、以前よりも飛ばせています。シャフト選びや重さの調整がちょっと難しいですが、クラブフィッターに相談すれば実現可能ですよ」(小倉店長)
小倉店長は自分のミニドライバーでいろいろ実験してノウハウを積み重ねてきたとのことなので、興味がある方は相談してみてはいかがだろうか。
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