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- 日本専用! 新「ボーケイフォージド」は「SM10」とどう違う? 本国のウェッジ責任者を直撃 ソール形状の単純明快な選び方とは?
言わずと知れたウェッジの定番ブランド「ボーケイ」の新製品情報をキャッチしました。今回は、米国から来日していたボーケイブランドの責任者であるコーリー・ジェラード氏にインタビューを実施。新しい「VOKEYFORGED(ボーケイフォージド)」ウェッジの性能やウェッジ選びのポイントについて聞いてみました。
フィーリングにこだわった日本人特化の「ボーケイ」
タイトリストが展開する「ボーケイ」ブランドから日本専用モデルの新製品「VOKEYFORGED(ボーケイフォージド)」ウェッジが発表されました。2023年に前作が発売されて以来、2年ぶりのリニューアルで、7月4日に発売されます。

発表に先立ち、ボーケイブランドの責任者であるコーリー・ジェラード氏にインタビューする機会に恵まれました。新しくなった「ボーケイフォージドウェッジ」はどんなクラブに仕上がっているのでしょう。
「『ボーケイフォージド』は、日本ツアーからのフィードバックを受けて、マスタークラフトマンのボブ・ボーケイ氏が日本人の好む形状に仕上げています。『SM10』よりもヘッドサイズが大きめで安心感があり、構えた時に自信を持って打つことができます。今回はリーディングエッジに削りを入れることで、ソールの抜け感にこだわりました」(ジェラード氏)
大きめのヘッドサイズで安心感を重視して設計された「ボーケイフォージド」ですが、その大きさゆえにパフォーマンスの追求に苦労したといいます。
「われわれにとって『SM10』のパフォーマンスがベストで、『ボーケイフォージド』でも同じ性能を出すことを目指しました。しかし、ヘッドサイズが大きくなる中で、重心を最適な位置に調整することが難しくなります。そこで採用しているのがタイトリスト独自の『CO-FORGING製法』です」
「通常の『FORGING(鍛造)』では金属をプレスすることでヘッドに成型していきますが、『CO-FORGING』はタングステンやチタンといった異素材を同時につぶしながら成型していく非常にデリケートな手法になります。比重の違う異素材を複合することで大きなヘッドでも狙ったパフォーマンスを出せるようになります。『ボーケイフォージド』の見た目はとてもシンプルですが、その内部にはたくさんのテクノロジーが詰め込まれているのです」(ジェラード氏)
比重の違う複数の素材を合わせることで「ボーケイフォージド」の重心位置は理想的なものになりました。これによって得られたパフォーマンスはボールを低く打ち出して、スピンで止まる球が打てることだとジェラード氏は話します。
「ウェッジにおいてパフォーマンスの鍵になるのは打ち出しの高さです。一般的に高く打ち出してそこから落とさないといけないと考える人が多いですが、実はそうではありません。打ち出し角が高くなり過ぎるとコントロール性が悪くなり、滞空時間が長くなることでスピン量も減ってしまうからです」
「フェースとボールを適正にコンタクトさせ、打ち出し角30度以下の低いアプローチをすることで正確な距離とスピンのコントロールが可能となります。『ボーケイフォージド』はこの理想的な打ち出しを可能にしながら、多くのゴルファーが求める打感や打音など、フィーリングの良さも備えています」
スコアアップの近道は自分に合ったウェッジを使うこと
今回のインタビューの中でジェラード氏は、ゴルフにおけるウェッジの重要性についても教えてくれました。

「ドライバーで飛距離を出すことも、アイアンで真っすぐ飛ばすことも大切です。しかし、スコアにつながる重要性でいえば、ショートゲームはとても高い位置付けになります。ウェッジは芝の種類やライに応じて、さまざまなショットを打たなければいけません。『ボーケイ』ブランドは多くのゴルファーと関わり、ウェッジの見直しを続け、さまざまな選手のプレースタイルに合う形を模索し続けてきました。その中で特に重要と考えるのがソールの『グラインド』です」
ジェラード氏によると、世界最高峰のPGAツアーでプレーする選手たちの多くはソールグラインドの違う数種類のウェッジを所持し、コンディションに応じて使い分けているそうです。
「自分に合った正しいグラインドのウェッジを使うことにより、芯で捉えやすくなります。これにより理想的な低い打ち出しでスピンもかかり、正確な距離のコントロールが可能となるのです。裏を返すと、どんないいヘッドでもグラインドが間違っていたらいいパフォーマンスは望めません。下めに当たってトップしたり、上っ面に当たってすっぽ抜けるような高い球になったりするわけです」
では、どうすれば自分に合ったグラインドを見つけられるのでしょう。もちろんフィッティングを受けるのが最良の方法ですが、ジェラード氏は弾道計測器を使った簡易的な判別方法があると教えてくれました。
「インドアの練習場でもローンチモニター(弾道計測器)を使うことでグラインドが適正かどうかチェックできます。打ち出し角を計測してみて、ロフトの半分以下の角度で打ち出せていたら、そのウェッジはあなたにマッチしています。ただし、溝が摩耗したウェッジはグラインドが適正でも打ち出しが高くなりやすいので注意が必要です」
スコアにこだわるゴルファーにとってショートゲームはとても大切なものです。使用するウェッジにも当然、こだわる必要があるといえるでしょう。
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