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- どのモデルを買えば失敗しない!? 中古で買うならドライバーやパターよりも“軟鉄鍛造アイアン”が絶対にお得な理由とは?
物価高の影響でゴルフクラブも数年前と比較して明らかに値上がりをしています。そこで「中古で次のクラブを探そう」と考えているゴルファーも多いはず。今回は「アイアンこそ中古で購入すべき」というゴルフフィールズユニオンの小倉勇人店長にその理由を教えてもらいました。
機能的に遜色ない中古品が安価で手に入れられる
クラブセットを見直したいけれど、全部新品で買い替えようとするとコストがかかりすぎる。かといって中古を探そうと思ってもあまり古いクラブでは性能的に心配。そんな人はアイアンこそ中古で買うのがお得でオススメだとゴルフフィールズユニオンの小倉勇人店長は言います。その真意を聞いてみました。
クラブセットを買う際に中古と新品を迷ったなら、中古をすすめる第一候補がアイアンだと小倉店長は言います。

それは、中古でも機能的なデメリットが小さく、しかもコスト面でのメリットが大きいからです。
「パターも中古でよいものが手に入りますが、基本的に1本単位で買うものなので価格はたかが知れています。でもアイアンはフルセットで新品を買うと10万円以上するものが、中古なら2~3万円からの値段で性能的にニューモデルと遜色ないものが手に入る可能性があるんです。従ってセットで中古から探そうとするなら、アイアンがオススメなんです」(小倉店長)
中古でアイアンを買う際のポイントは、軟鉄鍛造モデルの中から選ぶことだと小倉店長は言います。
最新の飛び系アイアンや中空構造の高機能アイアンは、技術的なレベルアップが日進月歩で、機能面では新しいもののほうが有利。たとえ名器と言われたものでも、数年落ちとなると性能面で物足りない可能性があります。
しかし軟鉄鍛造のキャビティやマッスルバックなどのアイアンは、実は新しいからといって技術的に劇的な進化があるものではないのです。
「アイアンはヘッド重量がほぼ決まっているのでヘッドに異素材を使っていない、いわゆる“1枚モノ”の軟鉄鍛造アイアンは設計上できることが限られていて、長年劇的なイノベーションは起きていないんです」
「そのため、ニューモデルでも重心位置を少し変えたりヘッドのシェイプを変えたりするなどのマイナーチェンジレベルの進化しかなく、新しいものと古いものの性能差が小さい。だからこそ、10~15年落ちの古いモデルでも、『名器』の呼び声高かったものは、いま打っても使いたくなるようなアイアンがたくさんあるのです」(小倉店長)
国産キャビティが狙い目だがライ角は要チェック
では中古アイアンのおすすめモデルとは、どういったアイアンなのでしょうか。小倉店長は、国内メーカーのセミキャビティが特にオススメだと言います。
「国内メーカーは、軟鉄鍛造アイアンを昔から力を入れて開発してきているので、古くてもオススメできるモデルが多いですね。ブリヂストンの『J015』などは、10年前のモデルですが顔もいいし打感もいい。ほかにもダンロップ『スリクソン』の『Z725』『Z745』『765』などの『7シリーズ』、プロギアの『iDナブラRSフォージド』、『iDナブラツアー』、フォーティーン『TC770フォージド』などは、いまでも十分現役で使えるアイアンだと思います」(小倉店長)
これ以外でも、ミズノの軟鉄鍛造モデルはタイムレスなよさがありますし、三浦技研やエポンなど、軟鉄鍛造アイアンを得意としている地クラブにも古くてもよいものがたくさんあるといいます。
こういった10年以上前のモデルの中古なら3万円前後で手に入りますし、状態のいいものでも価格が高くならないので、いろいろな中古ショップを見て回りコンディションを吟味して買うのも面白いでしょう。
なお、こういった軟鉄鍛造アイアンを中古で買うときに注意すべき点があります。それはロフトやライ角などの調整です。
「軟鉄鍛造のアイアンは、ロフト角やライ角などを調整できるのが大きな特徴です。だからこそ中古ショップに並んでいるものは、前のオーナーが手を入れて使っていたという前提で考えたほうがいいでしょう」
「ライ角が調整してあるせいで、引っかけ球が出たりつかまりが悪いという問題が出ることもありますし、ロフトが調整してあって飛距離のイメージが合わないということもあり得ます。できれば買う前にお店で確認してもらうか、買ってから自分に合わせて再調整して使うようにしてください。どんな名器でも、ライ角が合わなければいい球は打てませんからね」(小倉店長)
一方で、普段からライ角をアップライトやフラットにして使っている人にとっては、すでに調整済みのものを見つけたらラッキー。労せずして自分にピッタリのものが手に入る可能性もあります。
「軟鉄鍛造アイアンを使ってみたいと思っている人には中古は超オススメです。コストを抑えて試しやすいですし、ダメならすぐに手放せばいい。シャフトで冒険をしたいときなども、中古ショップでカスタムシャフト装着の掘り出し物を探すのも楽しいものです。ぜひトライしてみてください」(小倉店長)
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