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新しくなったブリヂストン「TOUR B JGR」ボールは“ツアー系とディスタンス系の中間”!? 各番手試打で分かった特徴とは?
ブリヂストンゴルフの「TOUR B JGR」ボールの2025年モデルが発売になりました。早速、ドライバーからパターまでゴルフイラストレーターの野村タケオさんが試打、特徴を探ってくれました。
高初速と低スピンを実現したボール
みなさんこんにちは、ゴルフバカイラストレーターの野村タケオです。打感の軟らかさと、飛距離性能の高さから大人気となっているブリヂストンゴルフの「TOUR B JGR」ボール。その2025年モデルが発売されました。今回も飛距離性能が高く、かなりの自信作となっているようです。早速コースに持ち込んで、その性能を試してきたのでレポートします。
今回僕が試した2025年モデルの「TOUR B JGR」ボール、そのキャッチコピーは【メガ飛ット(ヒット)! 進化した「弾き」、高初速で飛ばす!】になっています。今作もとにかく飛ばしにはかなり自信を持っているということですね。
その特徴は、まず「スピードコアマッスルテクノロジー」。コアの内軟外剛設計のバランスを見直し、高初速を実現しながら打感のよさと低スピン性能を継承しています。さらに反発性能の高い新開発の「Neo HR-DRIVEインナーカバー」を用いることにより、初速と弾き感がアップしています。

ディンプルは「ストレートデルタウィング・ディンプル338」を採用。ディンプル形状を見直し、空気抵抗が減少し推進力が向上する形を採用。そのことで直進性が高まり、風に強い弾道を追求しています。
アウターカバーにはソフトアイオノマーの「Neo BOOST POWERカバー」を採用。ソフトな打感ながら高初速を維持し、アイアンやパターでもフィーリングがよく、打音も控えめで上品となっています。

デザイン的には単色の「B」マークが大きくプリントされ、サイドには「JGR」のロゴと、ダブルの矢印マークがプリントされています。飛び系のボールって、サイドロゴが大きめになっていることが多いのですが、このボールはシンプルなので個人的にはかなり好印象。
アプローチのスピン性能は高め
まずはパターで転がしてみましたが、打感はカバーの軟らかさを少し感じるものの、芯をしっかりと感じます。打音は低めのコツっという音で、なかなか気持ちがいいです。球離れは少しだけ速く感じます。ボールの転がりはとてもいいと思いました。

次にウェッジでのアプローチ。飛び系ということで、スピン性能はあまり期待していないのですが、これが意外にもスピンがまあまあ入るんですよ。これは前作でもそうだったのですが、カバーが軟らかいためにしっかりとウェッジの溝に食いついてくれるのかなと思います。
乗り感は少ないものの、少しだけ高めに飛び出して、キュッとスピンがかかってからトロトロと転がる感じ。人によってはこのくらいのスピン性能の方がイメージを出やすいかもしれません。また、当たり方によって予想以上に止まったりすることもないので、アマチュアには扱いやすいかもしれないな、と思いました。
そしてアイアンショット。打感は軟らかめで、フェースに乗る感じもあります。打ち出しから高めになり、スピン量は少なめながら高弾道でしっかりとグリーンでも止まってくれました。球は強めで直進性も高いので、あまり曲がるような感じはしませんね。打っていてとても気持ちのいいボールだな、と感じました。
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