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圧倒的な直進性に驚き!? PXG「Lightning MAX 10K+」ドライバーは“10Kクラス”の異端児だった【QPの3分クラブ批評】
PXGの「Lightning MAX 10K+」ドライバーは、10Kクラスの高慣性モーメントを備えながら、振りにくさを感じさせない異色のドライバーです。どこに当たってもフェースがブレにくく、直進性は圧倒的。QPこと関雅史プロが、打感の質、曲がらなさの正体、構えたときの完成度、そして“ハマるゴルファー像”までを解説します。
雑味のない打感と“PXGらしい顔”
打感のよさも、このモデルの大きな魅力です。テクノロジーを詰め込んだクラブは、どうしても雑味が出がちですが、このLightning MAX 10K+は違います。ヘッドとボールが衝突したときの固有振動数を合わせる設計により、余計な振動がなく、エネルギーをムダなく伝えている印象があります。ガシッと受け止めて、スッと前へ出る。非常にクリーンな打感です。

構えたときの顔もよくできています。10Kクラスというと、後方が長くなり三角形っぽくなりがちですが、このモデルは全体に丸みがあり、視覚的に構えやすい。
フェースのラインも分かりやすく、アイアン的な直線感があるため、ターゲットに対してスクエアに構えやすい。アメリカンブランドらしい洗練されたデザインで、「手に取りたくなる」顔をしています。
“曲がるゴルファー”のための最終兵器
ただし、このクラブは万能ではありません。ヘッドターンでボールを捕まえたいゴルファーには向かないでしょう。捕まりは“ヘッドを返す”ものではなく、「右に滑らず、直進する」という意味での捕まり。操作性を楽しむクラブではありません。

ハマるのは、ヘッドスピードが速く、飛距離は出るのに曲がってしまうゴルファー。
ツアーモデルだとシビアすぎるけれど、オートマすぎるのも嫌だという層です。PXGらしく、フィッティング前提で完成するクラブ。その方向性が非常に明確で、ハマったときの安心感は相当大きい。まさに“直進性を武器にする”ドライバーです。
撮影協力:ゴルフフィールズ(東京都北区)
試打した人 関雅史(せき・まさし)/通称「QP」
1974年生まれ、東京都出身。クラブ設計理論やスイングメカニズムに精通し、試打インプレッションの名手として数多くのゴルフ専門媒体で活躍。プロフィッターとしての経験も豊富で、アマチュアからプロまで幅広いプレーヤーのクラブ選びをサポートしてきた。特に、クラブの性能を“打ちながら分解する”ように解説するスタイルに定評があり、最新クラブのインプレッションでは国内屈指の信頼を集めている。YouTubeチャンネル「QPのゴルフな日常」でも分かりやすい解説が人気。
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