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- 単品ウェッジに「やさしさ」を求めるのは間違い!? 最新モデルの進化はアマチュアにどんな恩恵がある?
タイトリスト「ボーケイSM11」など最新ウェッジが登場するなか、クラブ性能はどこまで進化しているのか。ドライバーのように“やさしくなる”わけではない単品ウェッジの実情と、アマチュアが知っておきたい選び方を専門家に聞いた。
「やさしさ」の面では大きな進化はない
2月20日、タイトリストから最新ウェッジ「ボーケイSM11」が発売されました。名匠ボブ・ボーケイ氏が設計・開発する人気ウェッジシリーズで、「SM(スピンミルド)」シリーズとして11代目になるロングセラーモデルです。
またピンからもニューウェッジ「s259」が発売されましたが、ウェッジの進化とはどういったところにあるのでしょうか。ゴルフショップ「リルガレージ」の小倉勇人店長に聞きました。
「総合的な性能は確かに進化していますが、ドライバーや飛び系アイアンなどのようにやさしさが増すとか飛距離性能が上がるという進化は、こういった単品ウェッジにはほぼありません」

「ミスヒットへの強さやバンカーからの出しやすさなど、いわゆる『やさしさ』を求めるのであれば、アイアンセットのウェッジや、最近増えつつあるキャビティ構造のモデルを選ぶべきでしょう」(小倉店長)
単品ウェッジは操作性を重視したプロモデルで、アイアンでいえばマッスルバック。なので、決してやさしいクラブではありません。
アマチュアモデルのドライバーやアイアンのような「やさしさ」が欲しいなら、アイアンセットについているウェッジや、フォーティーン「DJシリーズ」や「TKシリーズ」、キャロウェイ「CB12」、クリーブランド「CBZ」などのキャビティ系のモデルを選ぶほうがいいというわけです。
ただしザックリなどのミスに関してはソールの機能も重要。
その意味では「ボーケイSM11」やピン「s259」などのようにソールグラインドのバリエーションの多いモデルなら自分にあったソールを選びやすく、結果的に実戦的な「やさしさ」を得やすいという側面もあります。
「『ボーケイSM11』は、ヘッドの重心位置を見直してロフトに応じた重心位置になっていますし、クリーブランド『RTZ』なども重心位置の工夫がうたわれています。確かに打ってみると芯に当たりやすい感じはありますが、普通のアマチュアが『ミスを減らす』という観点から有効かというとそこまでではないので、やはりプロモデルの単品ウェッジに『やさしさ』という点での進化は見込みにくいということはいえると思います」(小倉店長)
スピン性能は上がっているが恩恵を受けたいなら新品を
一方「ボーケイSM11」「s259」ともに、進化ポイントの一つにライが悪い状況でのスピン量を挙げています。こういった点はアマチュアにとってどのくらい恩恵があるのでしょうか。
そもそも基本的なバックスピン性能は、溝の設計やフェース面の加工技術により、いまはどのウェッジも高水準です。一方でドライバーの反発性能などと同じで、溝のルール規制などによりスピンの絶対的な性能が劇的に進化することはもはやありません。
そんな中で、「ボーケイSM11」、「s259」のバッドコンディション下でのスピン性能はかなり向上していると小倉店長はいいます。
「実際に試打してみましたが、『こんなライからでもスピンがかかるのか』と驚くくらい、ラフやぬれた芝からのスピン性能は進化しています。ただし状態のいいウェッジでうまく打てたときの話です」
「そもそも普段からスピンをかけて止める打ち方をしないのであればあまり意味がありませんし、現実的にその恩恵を受けられるのは、なるべくいつも新品に近い状態でウェッジを使うような人に限られるでしょう。多少使い込んで溝が減った『SM11』と、新品の旧モデル『SM10』ならきっと後者のほうがスピンは効くと思います。そういった点を考慮すれば、確かに進化はしていますが、過信は禁物です」(小倉店長)
結果的にウェッジは、ニューモデルが出たからといって「アマチュアにとって扱いやすく進化している」とはいえないでしょう。
しかし進化していること自体は間違いないので、新品を買うメリットは確実にあります。それは同時に状態のいい新品のウェッジを手に入れるということでもあるので、消耗品でもあるウェッジは、やはり常に最新のものを入れておきたいアイテムです。
「正直なところウェッジは、モデルごとのヘッドの性能差よりも自分にあったソールグラインドかどうかが重要です。新しいからといってソール選びをないがしろにすると、以前のモデルよりも扱いにくくなってしまうリスクがあるので気をつけてください。顔の好みも大事なので、モデル選びはソールと顔を重視するほうがいいと思います」(小倉店長)
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