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「Qi4D」「スパイダー」微調整がマキロイのマスターズ連覇に貢献!? アイアンをマッスルに戻した理由は?
マスターズ連覇を達成したローリー・マキロイ。昨年の初優勝からドライバー、ウェッジを変更しました。アイアンは一度キャビティーバックに変更しましたが、再びマッスルバックに戻しています。その裏で何が起きていたのか? テストの舞台裏に迫ります。
「過去最高のドライバーテストだった」
昨年のマスターズ初優勝でキャリアグランドスラムを達成したローリー・マキロイが、今年は史上4人目の2連覇を成し遂げました。最終日の前半はジャスティン・ローズにトップを奪われて2打差を追いかける展開になりましたが、アーメンコーナーの12番、13番でのバーディーが優勝につながりました。
クラブセッティングに注目すると、昨年から6本のクラブを変更して、ボールをアップデートしています。
ドライバーと5番ウッドは最新モデルの「Qi4D」。昨年の11月から新ドライバーを使い始めていましたが、テスト段階から新ドライバーの結果は良かったそうです。テストに同行していたテーラーメイドのツアー担当者の責任者エイドリアン・リートヴェルトは次のようにコメントしています。
「過去最高のドライバーテストだった。数球打っただけで、これはすぐにバッグに入ると彼は言ったのです。30球打ってターゲットを外したのはたったの2球。スピン量のバラつきは117回転で、キャリーは常に330ヤードを記録していました」

マキロイが使っているのはコアモデルの「Qi4D」ですが、ロフトスリーブの目盛りをLOWER側に動かしてロフトを8度に。ウェイトは前方側の2個が4グラム、後方が11グラム(標準は9グラム)です。
そして4本のウェッジは「MG5」です。マキロイが「MG5」を初めて試合で使ったのは昨年9月のDPワールドツアー「アムジェン・アイリッシュオープン」。この試合でいきなり優勝しました。マキロイのウェッジで注目したいのは60度のウェッジを寝かせて61度にしていることです。昨年の「MG4」も同様の調整をしていました。それはマスターズでのアプローチを想定したものだったそうです。
優勝に大きく貢献したのがパター。マキロイが11年間メジャー勝利から遠ざかっていた要因の一つがパッティングでした。それを解決したのが「スパイダーツアーX」です。PGAツアーでは多くのトップ選手が「スパイダーツアーX」を使っていますが、マキロイは微調整をしています。ツアー担当のジェームズ・ホリーは次のように語っていました。
「マキロイの『スパイダーツアーX』はトゥハング(重心角)が30度で、ややライ角がフラットです。これによりマキロイはストローク中にフェースの回転とアークをよりスムーズにできます。彼はバックスイングでフェースを開き、ダウンスイングで閉じるのを好むため、ショートスラントのホーゼル形状は彼のストロークにとても適しています」
ロフト角も3度ではなく、2度に立てています。
実はアイアンも1月に大胆な変更をしました。今季初戦の「ドバイ招待」でキャビティーバックの「P7CB」を投入。プロになってから約20年間、マキロイはマッスルバックを使い続けていただけに衝撃のニュースでした。しかし、2月からは再びマッスルバック「RORS PROTO」に戻しています。その理由については、「AT&Tナショナルプロアマ」の公式会見で「一つの実験だったし、実験は終わった」と、あくまでお試しだったことを明かしています。
「キャビティーバックのアイアンは少し右に出やすい傾向があるように感じたんだ。ヘッドの重量配分なのか、ブレードの長さなのかは分からないけど、ブレードだとニュートラルな弾道になるはずなのに、キャビティーバックだと球が少し右に流れていく。ある意味では悪いことじゃない。僕は左に行く球が好きじゃない。理論的にも練習ではすごくいいものだった。アイアンショットでしっかりリリースできる感覚があった」
問題はコースに出たとき、特に試合でプレッシャーがかかったときでした。
「コースに出ると、長年インパクトでフェースを抑えるような感覚に慣れているから、それをリリースする打ち方に変えると、まったく違うフィーリングになる。特にプレッシャーがかかった場面や試合の中ではなおさらだね。自分が求めていたほどの“慣れ”は感じられなかったんだ」
アイアンは昨年と同じセッティングに戻して、4番アイアンだけ「P760」、5番から9番アイアンは「RORS PROTO」。マスターズのウイニングショットだと言われる12番のティショットは慣れ親しんだ9番アイアンでした。
マキロイは最新モデルを積極的に取り入れながらも、違和感があれば迷わず元に戻す。その柔軟な判断こそが、マスターズ連覇を支えた最大の要因だと言えます。
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