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コブラ「OPTM X」ドライバーは選択肢に入れるべき名器!? QP試打で分かった飛びと寛容性の絶妙バランス
コブラの「OPTM X ドライバー」は、スピード、正確性、安定性を高いレベルで融合させた460ccドライバーです。低スピン性能と寛容性のバランスを追求し、POI(ねじれにくさ)とMOI(慣性モーメント)を最適化することで、オフセンターヒット時のブレやサイドスピンを抑制しています。シリーズの中では “基準モデル”といえるこの一本を、QPこと関雅史プロが詳しく解説します。
FutureFit33は調整迷子になりにくいのがいい
OPTMシリーズには、33通りの弾道調整ができるチューニングシステム「FutureFit33」が搭載されています。ロフト角とライ角を独立して調整できるので、従来のカチャカチャよりも細かく自分の弾道に合わせやすいのが特徴です。

ただ、調整機能が多いクラブは、逆に「どこに合わせればいいのかわからない」という人も多い。その点、コブラは公式サイト上で弾道に応じた推奨セッティングを示していて、非常にわかりやすいです。ドライバーのネック部分にプリントされたQRコードを練習場で読み込んで確認できるようになっているのも親切です。
このクラブは、標準状態でも十分にバランスがいいですが、ウェイトやスリーブを使えば、さらに自分の持ち球に寄せられます。真ん中モデルだから誰にでも合いやすい、というだけでなく、そこから微調整して完成度を高められるところも大きなメリットです。
純正シャフトは安定感重視で好印象
打感については、好みが分かれると思います。フェースに乗る感じがあり、少し重めの打感です。
軽やかに「パーン」と弾く打感が好きな人には、少し重く感じるかもしれません。一方で、フェースがボールを受け止めてから押し出すような感触が好きな人には、かなり心地よく感じるはずです。

つかまりは、他メーカーのスタンダードモデルと比べるとややつかまりやすい印象です。アップライト感もあると思いますが、右にすっぽ抜ける感じは少ない。球の上がりやすさは極端ではなく、中弾道くらい。上がりすぎず、強い球で飛ばしたい人に合いやすいと思います。
純正シャフトも好印象でした。特にLIN-Q for Cobraは、先端がしっかりしていて、ヘッドのブレを抑えてくれる感覚があります。クラブの高い安定性を邪魔せず、余計な動きをしない。純正シャフトとしては非常によくできていると思います。
コブラは日本ではまだ接する機会が多いブランドではないかもしれませんが、このOPTM Xは一度打ってみる価値があります。やさしさを求めたいけれど、飛距離性能も犠牲にしたくない。そんなゴルファーにとって、かなり有力な選択肢になるドライバーです。
撮影協力:ゴルフフィールズ(東京都北区)
試打した人 関雅史(せき・まさし)/通称「QP」
1974年生まれ、東京都出身。クラブ設計理論やスイングメカニズムに精通し、試打インプレッションの名手として数多くのゴルフ専門媒体で活躍。プロフィッターとしての経験も豊富で、アマチュアからプロまで幅広いプレーヤーのクラブ選びをサポートしてきた。特に、クラブの性能を“打ちながら分解する”ように解説するスタイルに定評があり、最新クラブのインプレッションでは国内屈指の信頼を集めている。YouTubeチャンネル「QPのゴルフな日常」でも分かりやすい解説が人気。
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