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- ブームは終了? それとも定着? “ゼロトルク”パターの現在地
PGAツアーから火がついたゼロトルクパターは昨年から今年にかけてアマチュアゴルファーの間でも大流行しましたが、最近は静かになった気がします。ギアに造旨が深く、日々ゴルファーと接しているインドアゴルフレンジKz亀戸店・筒康博ヘッドコーチに「ゼロトルクの現在地」について詳しく話を聞きました。
ゼロトルクが合うタイプのゴルファーとは?
では、ゼロトルクパターはどのようなゴルファーに向いているのでしょうか。
簡単に言えば、アドレス時にはフェースをターゲットへ向けられるものの、ストローク中のフェース向きが安定せず、特にショートパットで方向性に悩んでいるゴルファーには大きな効果が期待できます。
また、手首を使い過ぎてしまい、インパクト時のロフトが安定しない人にも向いています。ゼロトルクパターは、アドレス時のシャフト角を保ったままインパクトを迎えやすいため、打点や転がりが安定しやすい傾向があります。

一方で、フェースを開閉させながらアーク軌道でストロークし、タッチやフィーリングを重視するゴルファーには窮屈に感じられるかもしれません。
すでに大型マレットパターを使い、オートマチックなストロークを好むゴルファーには相性がよい反面、感覚的にフェースを操作したいプレーヤーには合わないケースもあります。
つまり、ゼロトルクパターは万能なパターではなく、ゴルファーの悩みに対して新たな選択肢を提供する道具だということです。各メーカーが従来型パターと併売しているのも、そのためでしょう。
とはいえ現在では、さまざまな素材のフェースインサートを採用したモデルも登場し、選択肢は大幅に広がっています。
ゼロトルクパターは一時的な流行にとどまらず、現代ゴルファーのニーズに応える主要カテゴリーの一つとして、着実に定着しつつあるようです。
【解説】筒 康博(つつ・やすひろ)
伝説のプロコーチ・後藤修に師事。世界中の新旧スイング方法を学び、プロアマ問わず8万人以上にアドバイスを経験。スイング解析やクラブ計測にも精通。ゴルフメディアに多数出演するほか「インドアゴルフレンジKz亀戸」ヘッドコーチ、WEBマガジン&コミュニティ「FITTING」編集長やFMラジオ番組内で自らコーナーも担当している。
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