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- “不満ゼロ”のGT3から乗り換えるべき? タイトリスト新「GTS」ドライバーを本音試打
タイトリスト「GT3」ユーザーである筒康博コーチがタイトリストの新モデル「GTS」ドライバーを試打。現状モデルに大満足している中、新「GTS」ドライバーは買い替えるべき進化を感じたのか? 本音でレポートしてもらいました。
エース「GT3」購入から2年足らずで新モデル「GTS」が登場
ゴルフ人生で初めてタイトリストのドライバーを購入した「TSi」から数えて、3代続けてタイトリストユーザーになりました。現在のエースドライバーである「GT3」は、コースでイメージ通りのショットが打てる信頼の一本です。50歳を過ぎてから複数回のベストスコア達成にも貢献してくれたクラブだけに、不満はまったくありません。
そんな中で登場したのが新しい「GTS」シリーズです。
評価の高かった「GT」シリーズからどのような進化を遂げたのか。私の周囲のゴルファーたちも大きな関心を寄せています。
ただ今回は、できるだけ先入観を持たずに試打することを心掛けました。客観的な弾道データと、自分が感じる振り心地やフィーリングが一致するのかをしっかり確認したかったからです。

そもそも私は、「最新モデル=必ず良い」とは考えていません。現在使い慣れているクラブを上回る性能やフィーリングが感じられた時に初めて、新モデルを購入する価値が生まれると思っています。
まずはエースドライバーの「GT3」でウォーミングアップ。その後、新しい「GTS2」を試打しました。
ソール周辺の丸みを帯びたヘッド形状と、すっきりしたアドレスビューは、いかにも最新モデルらしい仕上がりです。改めて「タイトリストは顔がいい」と感じさせられました。
打った瞬間に感じたのは、「2」シリーズ史上最高MOIをうたうだけの安定感です。非常にオートマチックな振り心地で、直進性の高さが際立ちます。
見た目から想像する以上にスピン量は少なく、左右のブレも抑えられています。一方で打ち出し角は確保しやすく、やさしさも感じられるドライバーでした。

新「GTS」シリーズでは、新開発の独自素材「ポリマーマトリックス」を採用した「ラップアラウンド・コンポジットクラウン」を搭載しています。しかし、複合素材ヘッドとは思えないほど打感と打音は自然で、「GT」シリーズ同様の柔らかいフィーリングを維持していました。
この一体感のある打感は、新「GTS」の大きな魅力の一つと言えそうです。
お気に入りを上回る性能はあるのか?
3代続けて「3」を愛用してきた立場からすると、新しい「GTS3」は非常に興味深いモデルでした。
見た目は歴代「3」シリーズらしい精悍(せいかん)な顔つきを継承しています。個人的にも非常に好みのヘッド形状です。
振り心地だけで言えば、従来の「3」らしい浅重心・低重心モデルという印象はそれほど強くありません。しかし実際の弾道データを見ると、しっかりと低スピン性能を発揮しています。

特に驚いたのは直進性です。明らかに現在使っている「GT3」よりも、「GTS3」の方が安定感と低スピン性能が向上しているように感じました。
試打した段階では、「GT2」のやさしさと「GT3」の操作性を融合させたようなモデルだという印象を受けましたが、後から説明を聞くと、実際にそうした方向性で設計されているとのことでした。
現在のエースである「GT3」の操作性を取るべきか、それとも「GTS3」の高い直進性を選ぶべきか、非常に悩ましい選択です。
もっとも、本音を言えば性能以上に気になっているのが、新しいソールデザインの格好良さだったりします。
新しいクラブを手に入れることでモチベーションが上がるという効果は、ゴルファーなら誰しも否定できないでしょう。
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