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- HSが遅くても楽に振り切れる! ブリヂストンゴルフから『B3ドライバー』2機種が登場
ブリヂストンゴルフは、新設計カーボンモノコックボディー採用で、軽量化と高機能化を両立させた新製品『Bシリーズ B3 ドライバー』を7月29日(金)から発売する。求めるヘッド性能に合わせて、2タイプのヘッドをラインアップし、幅広いゴルファーニーズに応えている。
フェース以外はすべてカーボン素材! 40グラムの余剰ウエートを確保
ブリヂストンゴルフから新たに発売されるドライバーは「Bシリーズ」の新ライン『B3 ドライバー』。大きな特徴は、新設計カーボンモノコックボディーを採用し、軽量化を図ったこと。これにより、従来品の約2倍となる40グラムもの余剰重量を生み出すことができ、求められるヘッド性能に合わせて、ウエート配置を可能にした。
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ラインアップされたのは、2タイプのヘッド。どちらも軽量で振り切りやすいことが特徴だが『SD(ストレートドライブ)』は慣性モーメントの最大化で直進性能に優れたブレないモデル。『DD(ドロードライブ)』は、重心アングルの最大化を図り、しっかりと球をつかまえられるモデルとなっている。
純正シャフトはRで41グラム。ヘッドスピードが遅くてもラクに振り切れる
発売に先駆けて、メディア向けの試打が個別に行われたが、実際に打ってみると、40メートル/秒に満たないゆっくりめのヘッドスピードでも、ラクに振り切れると実感。カーボンモノコックボディーということで、打球音に不安も感じたが、フェース素材がチタンということもあり、爽快な打球音で心地良いショットを何発も打つことができた。
余剰分のウエートをヘッド内部に配置して、それぞれの性能を出しているそうだが『SD』は、ヘッド後方に設置して、慣性モーメントを高めた設計。
![](/wp-content/uploads/2022/06/IMG_2854-2.jpg)
一方の『DD』は、ヒール側にウエート配置して、重心角を大きくすることで、しっかりと球をつかまえる。
どちらのヘッドも「ちょっとミスった」と感じるショットでも、しっかりと飛ばすことができ、高い許容性が感じられたし、『DD』のは球のつかまりが良く、右方向へのミスを気にせず、振っていけた印象だった。
また、形状にもこだわったそうで、試打で製品説明をしてくれた商品企画本部の堀井大輔さんは、「慣性モーメントの大きいヘッドは投影面積が大きく、ヘッド後方が長くなっていて、構えたにくさを感じるものも多いのですが、今回は形状にもこだわりました。軽量ですっきりとしたヘッド形状なのに、慣性モーメントを大きくして、ミスにも強くなっています」と説明してくれた。
ラインアップの追加でフィッティングの幅も拡大
フィッティングにも力を入れている同社は、『B3 ドライバー』に向けて、純正シャフト「TENSEI BS Red40(SR、R)」以外に、フィッティング専用シャフトもラインアップ。
軽量だけどしっかりとした硬さがある「TENSEI BS Black 40(S)」と、重さはあるけどしなりを感じる「TENSEI BS White 50(R)」で、スイングタイプに合わせて、よりタイミングの取りやすいアイテムが選びやすくなっている。
ブリヂストンスポーツの「Bシリーズ」は、これまで蓄積してきたゴルファーのスイングデータを解析し、「一人ひとりに最適なインパクト」と「一人ひとりに最高の飛び」を追求して生まれたブランド。
昨年秋に『B1ドライバー』と『B2 ドライバー』が発売されているが、今回、パワー不足に悩むゴルファーに最適な軽量モデル『B3 SD ドライバー』と『B3 DD ドライバー』は加わったことで、より幅広いゴルファーが、自身に最適なクラブ選びをしやすくなる。発売が待ち遠しい。
価格は『B3 SD ドライバー』と『B3 DD ドライバー』ともに9万6800円(税込み)となっている。
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