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- 気になっているベテランゴルファーは多い!? ロイヤルコレクションの新作FW&UTを試打してみた
かつて世界中のプロや競技ゴルファーに “ロイコレ“こと「ロイヤルコレクション」のフェアウェイウッドが愛用されていました。ブランド誕生から30年を経て、ロイヤルコレクション「TM-X」フェアウェイウッド&ユーティリティーが発売開始。早速、一般ゴルファーに試打してもらいました。
海外の人気ブランドが合体!? 長所が詰まった「TM-X」フェアウェイウッド
40代以上のゴルファーには、「ああ、FWの“ロイコレ”ね」と言うほど、イメージが定着しているロイヤルコレクション。一方、若いゴルファーが「TM-X」を見ても、「どこの海外ブランド?」と思うほど、新しいブランドというイメージが強いようです。
クラブヘッドとしては世界初採用されたアスナーシートが、ソール部分に使われているロイヤルコレクション「TM-X」フェアウェイウッドは、高い初速性能と「吸い付くような打感と気持ち良い打球音はやっぱり“ロイコレ”だね!」(50代)と言わしめるほどの好フィーリングが特長。

また、可変スリーブを採用したカーボンクラウンヘッドは「人気の海外メーカーが合体したみたい」(40代)「かっこいいですね!」(30代)など、今どきゴルファーのニーズに応えたデザインになっています。
ロフト14度の3番ウッドはチタンヘッド、5番(ロフト18度)、7番(ロフト21度)はややコンパクトなメタルヘッド。「ティーアップすると飛ぶ!」(40代)や「つかまるのに左に行かないのはうれしい」(50代)、「ソールの抜けが良い」(60代)など、強い弾道と方向性のバランスも高く評価されました。
アイアン以上に“ムチャ攻め“できそうな「TM-X」ユーティリティー
新生“ロイコレ”シリーズの「TM-X」ユーティリティーにも、アスナーシートが緩衝材としてソール部に装着されています。
「アイアンのようなライン出しが可能ですね」(筒コーチ)というように、抜群の方向性が特長です。ロフトラインアップはU2(18度)、U3(21度)、U4(24度)となっています。

「TM-X」ユーティリティー試打した一般ゴルファーからは、「シャープな見た目の割にボールが上がりやすい」(30代)や「真っすぐ構えやすい」(40代)、「引っかけの心配がない」(50代)など、飛距離よりも「アイアンよりグリーンが狙えそう」(40代)、「飛び系アイアンより弾道も飛距離も上」(50代)といった、アイアン以上に“狙える”ヘッド設計にポジティブな意見が多く聞かれました。
PGAツアー選手の優勝にも数多く貢献した“ロイコレ”イズムは、新生「TM-X」ユーティリティーにも継承され使い勝手の良さもアップデートしているようです。
なぜ「TM-X」FW&UTは“グリーンを狙える強弾道”なのか!?
一般ゴルファーたちが「TM-X」フェアウェイウッド&ユーティリティーの試打後にコメントした「顔が良い」「構えやすい」「打感が良い」「方向性が良い」「弾道が良い」等の特長は、具体的にどんなところに表れているのか? インドアゴルフレンジKz亀戸店・筒コーチにコーステストしてもらいました。

まず「TM-X」フェアウェイウッド。
「ヘッドは、人気の海外ブランド寄りのシャープでたくましい印象。構えた時のシルエットはカーボンクラウンの艶が地味でも派手でもなく落ち着いています」
「特筆すべきは、どんな状況からも抜群の打感と打球音になっているところ。ソールの中央部が少しくぼんでレール状になっているのですが、インパクト時に伝わる感触と出球、打球音のバランスが秀逸です」
「また弾道は、いきなり高い打ち出し角度で上がるわけではなく、ほんの少し抑えた感じで打ち出されて伸びるように高さと飛距離が出ます」(筒)
一方、「TM-X」ユーティリティーは?
「フェースの形は正直好みが分かれると思います。とにかく飛距離を重視するゴルファーにはオススメしませんが、ロングアイアンを補う番手として“グリーンを狙える”ユーティリティーを求めるゴルファーには使い勝手がよいと思います」
「上から見たシルエットはUTそのものですが、フェース向きの合わせやすさは抜群。アイアン以上にターゲットに真っすぐ向けやすく、弾道も今どきアイアン以上にしっかり飛距離も高さも得られスピン量も適正です。打球音は中音で、打感もしっとりとボールがくっついたフィーリング。ラフでも楽に抜ける“ロイコレ”ソール性能も受け継がれミスヒットの心配もなさそうです」(筒)
ロイヤルコレクション「TM-X」フェアウェイウッド&ユーティリティーはヘッド単体でのパーツ販売からスタートし、続いてクラブ販売も行う珍しい展開。
販売クラブは、「FireExpress(ファイアーエクスプレス)」ブランドを展開するコンポジットテクノ社のオリジナルシャフトにSTM社の樹脂グリップが装着された「超こだわり仕様」だが、軽量~中量帯なので意外にも幅広いゴルファーが使えるスペックになっています。
【解説】筒 康博(つつ・やすひろ)
伝説のプロコーチ・後藤修に師事。世界中の新旧スイング方法を学び、プロアマ問わず8万人以上にアドバイスを経験。スイング解析やクラブ計測にも精通。ゴルフメディアに多数露出するほか、「インドアゴルフレンジKz亀戸」ヘッドコーチ、WEBマガジン「FITTING」編集長を務める。
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