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- JGAが「ルールテスト」実施! どんな問題が出る? 正答率何%で日本オープンや女子オープンを裁ける?
2019年度の「JGAルールテスト」が、12月16日(金)16時から1時間、オンラインテストで行われます。定員は350名で、受験料は5000円(税込)。申し込みは10月31日締め切りとなっています。
80%以上取れば3オープンも裁ける
勝みなみの連覇で幕を下ろした日本女子オープン。日本オープン、日本シニアオープンと合わせ、日本ゴルフ協会(JGA)が主催する国内最高峰の大会ですが、この3オープンを開催するのになくてはならない裏方さんがいます。それが「レフェリー」です。
“審判のいない競技”と表現されることも多いゴルフですが、実際にはこうした競技にはレフェリーが控えており、プレーヤー自身で判断がつかないルール上の諸問題について裁定を行っています。
実際の大会では、JGAの職員もレフェリーとして稼働しますが、3オープン本選では20名弱、全国各地で行われる予選でも最低2~最大8名のレフェリーが必要となり、一般ゴルファーのボランティアによる助けが不可欠です。
レフェリーになるのに資格があるわけではありませんが、ルールトラブルが起きたときに進行を滞らせることなく瞬時に裁定を下すには、ルールに関する膨大な知識量が必要なのは言うまでもありません。
その知識量を判定するために2019年から行われているのが「JGAルールテスト」。今年は12月16日(金)16時から1時間、オンラインテストで行われます。定員は350名で、受験料は5000円(税込)。申し込みは10月31日締め切りとなっています。
さて、ゆくゆくは日本オープンや女子オープンを裁きたいという場合、正答率は何割必要なのでしょうか。
実施要綱にはスコアと「級」、裁ける競技レベルの目安が示されており、70%以上は「B級」で地区、都道府県レベルの競技、80%以上なら「A級」で国レベルの競技(3オープンはここに該当)、90%以上となると「S級」で国レベルの競技でチーフレフェリーを務められる知識量となります。
ただし、知識量だけではなく、経験、技術、コミュニケーション力も含めた総合的な能力が必要ということです。
規則書はもちろん電子機器も参照可能
テストの内容は「適用条項問題」20問、「定義/規則用語問題」20問、「基本的な事例の罰打問題」20問、「正誤問題」30問、「委員会の措置・ローカルルールに関する問題」10問の計100問。
試験中は規則書をはじめ、電子機器など、あらゆる資料を参照することができますが、1時間の間に100問を回答しようと思えば、のんびりと調べている時間はないでしょう。実際の競技で迅速に裁定を下すスピード感を含めての試験ということになるでしょう。
最後に、どんな問題が出るのか、JGAが公開している練習問題から一部を抜粋します。あなたは分かりますか?
問1.次のうち、動物の穴として扱えないものはどれか。
(1)動物が地下に穴を掘った結果、変化した地面の区域。
(2)動物の穴に通じるすり減った獣道。
(3)動物が穴から掘り出して分離している物。
(4)ミミズが掘った穴。
問2.次のうち、ルースインペディメントとして扱われるものはいくつあるか。
・ミミズ ・圧縮された土の塊 ・バラバラの土 ・クモの巣
(1)1つ (2)2つ (3)3つ (4)4つ
問3.救済を受けるために自分の球に歩み寄ったが、イライラして石を蹴飛ばしたところ、その石
が偶然に球に当たり球を動かしたので、リプレースしてプレーした場合の罰はどれか。
(1)罰なし (2)1罰打 (3)2罰打 (4)3罰打
瞬時に答えられた人は、腕試しに本番も挑戦してみてはいかがでしょうか。詳しくはJGA公式ホームページまで。ちなみに正解は問1が(4)、問2が(3)、問3が(2)となります。
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