夏と冬でゴルフクラブを使い分けるメリットって? 2セット用意せずともできる工夫も

夏と冬では芝生の長さや気温の影響でゴルフをプレーする環境が大きく変わります。環境の変化に対応するために、夏と冬でゴルフクラブを使い分けることは理にかなっているのでしょうか。

芝生の長さや気温の違いがショットに影響する

 ゴルフは季節や風など環境の影響を非常に強く受けるスポーツであり、さまざまな状況の中でスコアを突き詰めていくのも醍醐味の一つです。

2セット用意するとなると経済的余裕が必要になりますが… 写真:AC
2セット用意するとなると経済的余裕が必要になりますが… 写真:AC

 特に夏と冬では芝生の長さや気温が大きく異なるので、プレーする上でのコンディションやコースマネジメントの仕方も変わってきます。 

 では、季節ごとにベストパフォーマンスを出すために、夏と冬でクラブを使い分けることはスコアの安定につながるのでしょうか。クラフトマン兼レッスンプロの関浩太郎氏は、以下のように話します。

「夏と冬でクラブを替える人は一定数いますし、季節に適したクラブを使用したほうがショットは安定すると思います」

「例えば、冬はどうしても冷えて体が回らなくなるので、夏は60グラム台のSシャフトのドライバーを使用しているところを、冬は50グラム台のRシャフトのものに替えて調節する。夏は芝が深くなりやすいので高重心のアイアンを使用して、冬は薄くなるので低重心のアイアンを使うのも一つです」

「ただし、クラブセットを2つ用意することになるので、当然ながら相当経済的に余裕がある人でないと難しいと思います。冬の影響を強く受けるのは、12月初旬から2月末の3カ月間くらいなので、そこまで気にする必要もないと思いますが、もし、お客様からの要望があった場合は、そのようなセットを提案します」

 このように、季節に適したクラブを使用することは、スコアを良くする手段ではありますが、クラブセットを2つ用意することになるので、競技ゴルフに参加するような上級者やプレー頻度の相当高い人向きと言えるかもしれません。

 また、クラブをセットで交換するのが難しい場合は、数本使用するクラブを変えるだけでも、ショットが安定しやすくなると関氏は話します。

「アプローチでは芝が枯れて薄くなり、ヘッドの入れどころがシビアになるので、チッパーを入れてみても面白いかもしれません。ドライバーではカチャカチャ機能を利用して、冬場だけロフトを0.5~1度立て、転がり重視でランが多くでることを見越したショットを狙うのも良いでしょう」

 カチャカチャ機能とは、一部のドライバーに採用されているシャフトの交換やヘッドのロフト角、ライ角調整などができる機能のことです。

クラブを半インチ短く持ってボール1個分右側に

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R35ウェッジ
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マレットパターのようなソール幅の広い形状で、余計に芝の上を滑りやすいキャロウェイの「X-ACTチッパー」
ダンロップの「クリーブランド スマートソール 4 TYPE-C」
キャスコの「DOLPHIN FLYING WEDGE DFW-119」
気になっているゴルファーも多いピンの「ChipR(チッパー)」。フォルムはかなりカッコいい
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少しグースが入っているので、目標に対してスクエアに構えやすい
パターのように構えて、パターのように打つとミスが少なく距離感も合う
2セット用意するとなると経済的余裕が必要になりますが… 写真:AC
カチャカチャ機能を活用し、つかまりの良し悪しでシャフトを使い分ける工夫も
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