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- あなたに合った「ベンタス TR」シャフトはどれだ! 出そろった3機種を同一ヘッドで徹底試打
3月16日に「TR ブラック」と「TR レッド」が発売され、「TR ブルー」と合わせて3機種が出そろう藤倉コンポジットの「ベンタス」シリーズ。「ベンタスにしたいけど、何が自分に合うのか分からない」というゴルファーのために、イラストレーターの野村タケオさんに試打してもらいました。
人気の「ベンタス TR」。3種類のシャフト特性を探った
みなさんこんにちは。ゴルフバカイラストレーターの野村タケオです。藤倉コンポジットから新しい「ベンタス TR」シリーズのシャフトが3月16日から一気に2本発売になります。
すでに「ベンタス TR ブルー」は発売されていたのですが、今回新たに「TR ブラック」と「TR レッド」が追加に。これで「ベンタス TR」シリーズは3本になったということです。

前作の「ベンタス」シリーズでは「レッド」が日本未発売だったので(海外では売られていました)、待ち望んでいた人も多いんじゃないでしょうか。それぞれどんな特徴のあるシャフトなのでしょうか、3本ともコースに持ち込んで試打してみました。
「ベンタス TR」シリーズは超高弾性70トンカーボンと高弾性カーボンをバイアス層に積層することで、オフセンター時のヘッドのねじれを抑制し、優れたボールコントロール性能を実現しています。
シャフト先端部の高い曲げ剛性により、ボール初速の最大化も達成。また、最外層には独自の開繊クロス材を採用し、中間部のねじれと曲げの剛性を高め、さらなる安定化を実現しています。
3種類のシャフトをコースで打ち比べましたが、全てフレックスは5S、ヘッドはピンのG430 LST(ロフト角9度)を装着しました。
参考までに全て45.25インチで組んでのスペックを書いておきます。
◆ベンタス TR ブルー バランスD3.8 振動数256cpm 重量313グラム
◆ベンタス TR ブラック バランスD4 振動数264cpm 重量316グラム
◆ベンタス TR レッド バランスD4.5 振動数260cpm 重量315グラム
クセがなく弾道を打ち分けやすい「TR ブルー」
まずは「TR ブルー」を打ちました。これは切り返しで真ん中の少し手元よりくらいがしなり、インパクトに向けてしっかりとしなり戻る感じ。すごいスピード感はありませんが、タイミングが取りやすくてとても振りやすかったです。
弾道は中高弾道ぐらいで、つかまりはまあまあですね。フェードヒッターの僕が打つと、つかまった軽いフェードが打ちやすいです。
先端はしっかりしていて、スピンは少なめ。動きにクセがないので弾道がかなり安定したし、強くて厚めのインパクトができます。このシャフトはどんなタイプのゴルファーにも合いそうな感じがします。ドローもフェードも打ち分けられそう。
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