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- キレイな有機ELと超速い測位に驚き! ガーミンの最新ゴルフウォッチ「Approach S70」を試してみた
ガーミンジャパン株式会社からゴルフ用GPSウォッチのプレミアムモデル「Approach S70」2サイズが5月31日に発売されました。早速、普段はレーザー距離計しか使わない編集部員が実際のコースで試してみました。
晴天でも見やすい液晶と“爆速”距離表示で使い勝手抜群の「Approach S70」
ガーミンジャパン株式会社からゴルフ用GPSウォッチのプレミアムモデル「Approach S70」(2サイズ3モデル)が発売されました。発売に合わせて実際にコースで試す機会を頂いたので、普段はレーザー距離計しか使わない編集部員と女子プロゴルファーの川崎志穂さんで、最新のゴルフ用GPSウォッチ「Approach S70」を体験しました。
今回試したのは本体の大きさが47ミリの大きいタイプ(川崎プロは42ミリを使用)。一見すると重そうな印象でしたが、装着すると驚くほど軽くプレー中もまったく気になりませんでした。前作「S62」よりも画面が大きくなっているにもかかわらず、「S70」は5グラムも軽くなっているそうです。
42ミリタイプの「S70」を試した川崎プロも、「見た目は『重そう』と感じたんですけど、着けたら軽くてビックリしました。ゴルフ中も着けているのを忘れるぐらい。しかも、軽さだけじゃなくバンドの通気性がよかったのもいいですね」とコメント。
当日は晴天でしたが、今作から採用された「有機EL」の盤面は見やすく驚くほどキレイ。ハザードまでの距離なども直感的な操作で表示ができるので、レーザー距離計のように毎回のぞき込む必要がないのもGPSウォッチのよさだと感じました。
そして、「S70」を試して一番驚いたのが「距離表示の速さと正確性」。レーザー距離計と比較すると距離表示までに時間が掛かったり、測る度に微妙な誤差がでることが多い印象があったGPSウォッチですが、「S70」はそんなストレスとは皆無でした。
これは今作から採用された「マルチGNSS+みちびきL1S」による高感度GPSが、コース上で森林に囲われた場所などでも素早く高精度(誤差1メートル以内)な位置測位ができるように進化したため。常に目標との距離を把握できるので、クラブ選択などもスムーズでプレーファストにも役立つと感じました。
他にも直感的な操作でコース上の様々な場所までの距離を測れる「ハザードビュー」、高低差だけでなく風速や風向き、空気密度を考慮して打つべき距離を教えてくれる「PlaysLike距離」、ラウンド中のショット(チップやパットを除く)を自動で記録してくれる「ガーミンオートショット」など、ラウンドに役立つ機能が満載でした。
しかも、これらの様々な機能が比較的簡単な操作で使えるので、「機械音痴」なゴルファーでも大丈夫だと感じました。
初めてゴルフ用GPSウォッチを使ってラウンドしたという川崎プロも、
「距離は正確でエッジやバンカーまでの距離がすぐ分かるのがよかったです。レーザー距離計だと、毎回目標に(レーザーを)当てないといけないので結構ストレスでした。ブラインドホールなどでもピン方向が簡単に分かるのでスゴく便利。持ち運びをする必要もないので、その点でもウォッチ型のよさを感じました」
と使用感に納得していました。ガーミン「Approach S70」はこれまでGPSウォッチを使ってきた人はもちろん、レーザー距離計派のゴルファーにも是非試して欲しいゴルフギアでした。
【Approach S70(47ミリ) スペック】
本体サイズ(幅×高さ×厚さ):47×47×14ミリ
画面サイズ:直径1.4インチ
ディスプレイタイプ:AMOLED(有機EL)カラータッチ
画面解像度:454×454ピクセル
重量:56グラム
稼働時間(ゴルフ/時計モード):約20時間/約16日間
高感度GPS:GPS/みちびき(L1S信号対応)/GLONASS/Galileo
GNSSマルチバンド/SatIQ:対応
収録コース:全世界約4万3000コース
コースレイアウト:対応(第2世代)
バーチャルキャディ:対応(第2世代)
ハザードビュー:対応(第2世代)
風速/風向き表示:対応
PlaysLike距離(高低差情報):対応(第2世代)
グリーン傾斜情報:対応
光学式心拍計:対応(血中酸素トラッキング対応)
Garmin Pay/Suica:対応
ミュージックプレーヤー:対応
価格:9万9800円(47ミリモデル、税込み)、9万3800円(42ミリモデル、税込み)
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