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- 飛距離アップと左右ブレの少なさが特徴!? ブリヂストンの新作ドライバーを契約プロが使うワケ?
ここ最近の国内女子ツアーで、ブリヂストンの新作ドライバーを使用する選手を上位でチラホラと見かけるます。アース・モンダミンカップでも連日、同社の契約選手から「新作ドライバーがいい」というコメントが聞かれましたが、その実態を振り返りましょう。
高く上がるのにスピン量は少ない
アース・モンダミンカップ初日、5アンダーをマークしてトップに立ったのが渡邉彩香です。ドライバーをなかなか替えないプロとしても有名ですが、その渡邉が何の違和感もなく、あっさりとブリヂストンの新作ドライバーを手にしていました。
「以前愛用していたドライバーのヘッドと同じ流れですし、構えたときのヘッドの座りがいいですね。気に入っているのは、弾道の高さが出ると普通はスピン量も多くなり吹き上がりますが、このドライバーはスピン量が多くならないところです」と、すっかりお気に入りの様子。
スピン量が多すぎないぶん前に進む力が強くなり、飛距離も5~10ヤードは伸びている実感があるといいます。
「スピン量を抑えると、球離れが早くなるイメージがあるのに、このドライバーはそれほど球離れの早さを感じません。適度にフェース面にボールがくっついてくれるんです」
そのぶん、ボールをコントロールしやすいメリットもあるようです。ここ一番ではキャリー260ヤード、トータル280ヤードを記録するという渡邉。現在スイング改造中ですが、それをアシストしてくれる働きだといいます。
大会2日目にはフレッシュな顔ぶれが上位にきました。通算6アンダーで4位タイに浮上したのが19歳の佐藤心結と20歳の桑木志帆です。
佐藤は「ドライバーは先週から、同じタイプの3番ウッドは今週から使っています。ドライバーは平均10ヤードぐらい飛距離が伸びています。260ヤードぐらいは出ている感じです。球が強いので風にも負ける気がしません。アゲンストでもしっかり飛んでくれますね」と絶賛します。飛距離が出るのに方向性がいいところもお気に入りのようです。
契約プロがみんな口にする「左右ブレ」の少なさ
桑木は5年前のドライバーを使用していましたが、前週から思い切って新ドライバーに替えたといいます。
「スピン量を少なくしたかったところで出会ったのがこのドライバーです。自信を持って振れるようになったことで、飛距離も10ヤード伸びました。私の場合、飛距離が伸びなかったのが悩みでもあり、おかげで今はキャリーが230~235ヤードほど出ています」
今季は初シード獲得を目指す桑木ですが、いい武器を得たと満足げな表情を浮かべていました。現在、メルセデスランキングで15位につけており、リランキングでも1位となったことで後半戦の出場が決定。シード獲得もかなり現実味を帯びてきました。
そして最終日に66というビッグスコアをマークし、通算11アンダーにまでスコアを伸ばし、4位タイでフィニッシュしたのが吉田優利です。なんと8番パー5ではイーグルを奪い、イーグル賞も獲得していました。
「先週の試合から使用していますが、すごくいい感じのドライバーです。具体的に何ヤードアップしたのかは分かりませんが、確実に前のドライバーよりも飛んでいることは間違いありません。でも、飛距離よりも左右にブレないことのほうがうれしいですね」
今季は佐藤とともに自身2度目の全米女子オープンにも参戦予定の吉田。ドライバーショットでアドバンテージを奪えそうなぐらいの手応えを感じていました。
たまたまかもしれませんが、どの選手も飛距離が伸びたこと、左右への曲がりが小さくなったことを感想として述べていましたが、ツアーに登場して2週目で結果を出し始めているだけに、今後はさらに大きな反響を呼びそうです。
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