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- 「誰でも簡単に寄る」って本当!? パターのように吊るすアプローチの実用性を「ガチ検証」してみた
苦手じゃなくても、距離の短いアプローチは誰でも緊張するものです。特に芝が薄い冬場はダフリやトップのミスも出やすくなります。「誰でも簡単に寄る」といったタイトルで紹介されることの多い「ウェッジをパターのように構えて打つ方法」は本当に簡単なのでしょうか。一般アマチュアの検証も交えながら筒康博コーチが解説してくれました。
パターのようにヒールを浮かせるアプローチは必要ない!?
アマチュアのみなさんから、冬の時期に多く質問を受けるのが「冬芝でのアプローチ」について。特にセカンドショットがグリーンを「少し外れた」ぐらいの比較的短いアプローチで、「オーバーやショートの不安がない打ち方はないか?」とよく聞かれます。

その中でも「誰でも簡単に寄る」といったタイトルで紹介されることが多いのが、ウェッジをパターのように吊るして行うアプローチ。
この方法、わざわざオススメはしないです。なぜなら、ウェッジについているロフトによって打ったボールは上がるので、気をつけるべきはオーバーしない「振り幅」と「ダフリ」だけ。それだけで大きなミスにはならないからです。
しかし、吊るすアプローチが「誰でも簡単に寄る」のならアマチュアにはありがたいので、実際に試してもらいました。
ヒールが浮いて「芯を外れる」からダフリやオーバーは怖くない
実際にアマチュアに試してもらうと、ヒール部分を浮かせてパターのように吊るして構えると、必然的にトゥ部分でボールを打つイメージになります。また、ソールのほとんどが地面から離れてしまっているので、そのぶんダフリの怖さは消えたそうです。

普段のアプローチとは異なりパッティングの要領でストロークすると、地面の抵抗なくボールだけ打てました。
フェースのトゥ部分でボールを打つことで芯を外したインパクトになり、少々強く当たってもオーバーせず、短い距離のアプローチでは結果がよかったようです。
しかし、振り幅を大きくしてもあまり距離が変わらず、アプローチの距離が長くなるほど「届かなくて難しい」と感じたようです。パターと同じストロークなので、当然大きな振り幅や距離を出すスピードが出にくいのでしょう。
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