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- 両腕で作った「三角形」って絶対崩れますよね!? 正しいスイングが身につく大小2つの「三角形」ってなんだ?
「スイング中はアドレス時の三角形を崩しちゃいけない」といわれますが、どういうことか分からないというアマチュアも多いようです。そもそもアドレス時の三角形とは何なのか? 本当に崩しちゃいけないのか? インドアゴルフレンジKz亀戸店・筒康博ヘッドコーチに話を聞きました。
「2つの三角形」の感覚は練習グッズを使えば短時間で身につく
昔からバンドでくくり付けるタイプの「三角形」練習グッズはありますが、力まかせにワキを締めたり両腕を固めるため、逆効果になる場合もあるので注意が必要です。
また、両腕に挟んで使う練習グッズやボールを首からぶら下げるタイプの練習器具は、「大きな三角形」「小さな三角形」それぞれを維持するために効果的です。2つの練習グッズの効果の違いを見てもらうため、あえて同時に使ってスイングしてみたのが下の写真です。
時計の3〜9時の振り幅、つまりハーフスイングくらいまでの場合は、胸が回っていないと「大きな三角形」が崩れてクラブの軌道がズレてしまいます。
ここまでの動きの練習には、首からぶら下げるボールが非常に有効です。両腕に意識があるというよりは、上半身が回転する動きに「腕が付いている」感覚が身につきます。
ハーフスイング以上にクラブを上げていく場合には、キープすべきなのが「小さな三角形」に代わります。
この場面では両腕に挟むタイプの練習器具が有効でしょう。両ヒジまたは両手首の内側で「挟む」感覚があるほど「小さな三角形」はきれいに肩の上に上がってくるようになるはずです。
類似の練習グッズもありますから、この商品に限らず購入して、「大きな三角形」と「小さな三角形」の感覚を確実に習得してみてください。
【解説】筒 康博(つつ・やすひろ)
伝説のプロコーチ・後藤修に師事。世界中の新旧スイング方法を学び、プロアマ問わず8万人以上にアドバイスを経験。スイング解析やクラブ計測にも精通。ゴルフメディアに多数出演するほか「インドアゴルフレンジKz亀戸」ヘッドコーチ、WEBマガジン&コミュニティー「FITTING」編集長やFMラジオ番組内で自らコーナーも担当している。
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