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- 「クロウグリップ」はロングパットには向かないってホント? 知っておきたいメリット&デメリットと打ち方のコツ
一部のトッププロや上級者などが実践している、シャフトを挟むように握る「クロウグリップ」のパッティングスタイル。そのほか左右の手を逆に持つクロスハンドなど、普通に握るグリップに比べてどんな効果やメリットがあるのでしょうか?
右手首&ヒジの余計な動きを防ぎ距離感が出せるクロウグリップ
「絶対に入れたい」という気持ちが強くなるショートパットで起きるのが、利き手の右手がパンチを加えたり手首をこねるような動きをすること。大オーバーや引っかけなどのミスパットになってしまいます。

特に1打が大きな意味合いを持つ競技ゴルファーほど、プレッシャーのかかった場面でこうしたエラーを出してしまいがちです。
今から40年ほど前のプロの世界では、普通のグリップでパッティングできなければ「病んでいる」とまでいわれていました。ところが1985年にベルンハルト・ランガー選手がクロスハンドグリップでマスターズで初優勝してからは、徐々に入るパッティング方法の一つとして認知され、今では主流グリップの一つになりました。
一方、振り子式のストロークがしやすいスタイルに長尺パターがあります。右手を添えるようにすることで右肩や右ヒジが余計な動きをすることを防ぎ、ゆったりストロークしやすくなるのが大きなメリット。
しかしアドレスが特殊なことに加え、体にグリップエンドを付けられないルール改正(アンカリング禁止)も手伝い、ストローク方法にメリットを感じない人もいます。

そんな背景もあって登場してきたのが、長尺パターを使わずに右手でシャフトを挟むようにする「クロウグリップ」です。グリーンの高速化によって、強くインパクトしなくても距離感が出せる現代のパッティング。従来のアドレス姿勢を変えずに、余計な動きのリスクを持つ右手首&ヒジの動きを防ぐクロウグリップは、自然な時間の流れの中で必然的に現れたグリップ方法なのかもしれません。
アドレスのまま「振り子感覚のリズム」で打てばOK
クロウグリップはロングパットで距離感を合わせる目的よりも、入れたい距離を正確に打つためのグリップ方法。手首をこねたり、肩やヒジが出しゃばりにくい反面、インパクトで強くヒットすることは難しくなります。

そのため長い距離やカラーからしっかり打つケースでは、普通のグリップにして打つゴルファーがほとんどです。
クロウグリップで距離感を出す場合は、インパクトの強さを意識するのではなく、あくまで「振り子感覚のリズム」で右手の形を変えずにストロークするのが秘訣になります。
「タテ」「ヨコ」など多様な挟み方がある右手のクロウグリップですが、振り心地&タッチの出しやすさとの相性で選べばいいと思います。
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