- ゴルフのニュース|総合ゴルフ情報サイト
- 記事一覧
- スコアアップ
- 女性レッスンプロに“男女の教え方の違い”を聞いたら… 男性ゴルファーのフィニッシュが崩れる理由が分かった!
老若男女を問わずに楽しめるゴルフですが、筋力も“振る力”も異なる男性と女性では、上達へのアプローチは少し異なるようです。
女性はボールをつかまえやすいストロンググリップがオススメ
生涯スポーツと言われるゴルフは、老若男女を問わず、さまざまな人と一緒に楽しめる点も魅力の一つです。また、始めるタイミングが遅くても、年齢を重ねたとしても、本人の努力や考え方次第で“伸びしろ”は残されています。
一方、筋力も“振る力”も異なる男性と女性では、上達へのアプローチは少々異なるようです。実は筆者の一人娘もゴルフを始めたのですが、あまりの非力さにどうやって教えていくべきか悩むこともあります。
今回はブリヂストンゴルフアカデミーのインストラクターである渡辺由香さんに、男女の違いを踏まえたレッスンのイロハを聞いてみました。
「女性は男性に比べて非力な方が多いので、クラブをしっかりコントロールできる、自分に合ったグリップを身に付けることがとても重要です。基本的にはスクエアグリップを推奨していますが、とくに非力な方には、よりボールをつかまえやすいストロンググリップ(左手の甲が上を向き、右手は下から包みこむ)をオススメしています」

「また、一般的にはオーバーラッピンググリップ(右手の小指を左手の人差し指にのせる)が主流ですが、インターロッキンググリップ(右手の小指と左手の人差し指を絡ませる)を試してもらうこともあります。インターロッキングは左右の手やクラブとの一体感を得られやすいので、とくに手が小さく、指が細い女性に向いていると思います」
筆者はタイガー・ウッズに憧れてインターロッキングで握っているのですが、このグリップは非力な子どもや女性に向く一方、逆に強すぎる右手を抑えたい男性にも適しているようです。
重心が男性は“胸のあたり”、女性は“おへそより下あたり”
さらに渡辺さんは、男性と女性では、身体の“重心位置”が異なるという事実をレッスンに活かしているそうです。
「男女で姿勢や歩き方は異なりますが、その理由は骨格や筋肉の付き方だけでなく、重心位置が異なるという身体的な特徴にもあります。そのため、正しいアドレスを作る際のバランスの取り方も、男性と女性では意識を変える必要があると思います」
「男性は一般的に、身体の重心が“胸のあたり”にあるため、前方向へバランスを崩しやすい傾向があります。一方、女性は骨盤が横に広く、重心は“おへそより下あたり”にあります。男性よりも重心が下にあることで安定して立ちやすい反面、カカト重心になりやすく、前傾角度も深くなりがちです」
男性ゴルファーがダウンスイングで突っ込んでしまいがちだったり、バランスの良いフィニッシュを取れない人が多いのも、重心の位置が関係していそうです。
「正しいアドレスでは、足裏の前でも後ろでもなく、土踏まずのあたりに真上から体重をのせて、地面に圧をかける感覚を持つことが肝心です。そのため、男女の身体的な特徴や陥りやすい傾向を踏まえた上で、アドレスを作っていくべきだと思います」
「ちなみに胸が大きい女性は、どうしてもハンドアップに構えてしまう傾向にあるので、意識的にハンドダウンに構えるようにレッスンしています」
筆者は渡辺さんのレッスンを受けた際、アドレスの姿勢をとった上で、体を前後左右から押されてバランスを確認されました。アマチュアはついついスイングの形ばかりに気を取られがちですが、そのスタート地点である“アドレス”を改善したり、折に触れてチェックしたりすることが、よりスムーズで安定感のあるスイングにつながるはずです。
文/のぐち まさひろ
ゴルフとサウナと愛犬のチョコをこよなく愛するライター&ディレクター。20年ほど従事したクルマ系メディアの編集者からフリーランスになり、これから何をしていこうか色々と妄想中。SAJスキー検定1級/国内A級ライセンス/サウナスパ健康アドバイザー所持。ホームコースは「南総カントリークラブ」で、オフィシャルハンデは「7.1」。
最新の記事
pick up
ranking











