- ゴルフのニュース|総合ゴルフ情報サイト
- 記事一覧
- スコアアップ
- 佐久間朱莉の“モーニングルーティーン”が想像以上だった アマチュアのダフり激減に効く“バンカー練習”
インパクトの正確性を上げるための、佐久間朱莉も取り入れているバンカー練習場を使った練習法を紹介します。
クリーンヒットを生む環境とは
インパクトで安定してクリーンにボールをとらえるには、どのような取り組みが必要なのでしょうか。
練習場のマットは多少ダフってもヘッドが滑り、ボールの勢いが出てしまうため、インパクトの良し悪しが曖昧になりやすい構造になっています。一方、コースの芝はマットよりシビアではあるものの、ボールの下に空間があるため、ヘッド軌道が多少ズレても大きなミスにならず、イメージに近いショットになる場合もあります。
しかし、上達のためには結果だけでなく、インパクトの質そのものに目を向ける必要があります。
そこで有効なのが、“正確なインパクトでなければ成立しない練習”です。その一つが、佐久間朱莉がラウンド前に行っているバンカー練習です。
佐久間朱莉のモーニングルーティーン

昨季の年間女王・佐久間は、今季開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」を制し、その後も2位、2位タイと優勝争いを続けています。
3月31日時点のスタッツでも、平均ストローク2位をはじめ、トータルドライビング2位、パーオン率4位、リカバリー率3位、平均バーディー数7位、パーセーブ率1位と、主要部門で上位に名を連ねています。
そのショット精度を支えている練習の一つが、バンカーからウェッジのショートスイングでボールをクリーンに打つドリルです。これは通常の脱出を目的としたバンカーショットではなく、芝から打つ際のインパクトのフィーリングを確認するための練習です。
JLPGAが公開している「モーニングルーティーン」では、アゴの高いバンカーでこの練習を反復している様子が確認できます。
小さめの振り幅でボールをクリーンにとらえ、土手に当てます。転がり戻ってきたボールを再びクリーンに打ち、再び土手に当てる。この一連の動作を繰り返します。
さらに、通常の両手打ちだけでなく、左右の片手打ちでも同様のドリルを行っています。
なぜバンカーが有効なのか

バンカーは芝と異なり、ボールと地面の間の空間がほとんどありません。そのため、ボールをクリーンに打つには、リーディングエッジを正確にボールの赤道付近と地面の間に入れ、バウンスを干渉させない繊細なインパクトが求められます。
この難易度の高い条件に慣れ、成功率を高めることで、芝からのショットでも余裕が生まれます。結果として、ミスヒット、特にダフりを抑えやすくなります。
ポイントはダウンブローを強めすぎないことです。ヘッドが緩やかな入射角でインパクトに向かうイメージを持つことが重要です。
インパクトの質を高める視点
マット練習やコースラウンドにおいても、結果だけでなく内容を評価する視点が重要です。
例えば「距離は合ったが少しダフっていた」「ピンに寄ったがヘッドの入りは甘かった」といった評価ができるようになると、その後の取り組みの質が向上します。
そのためにも、ボールだけをとらえるクリーンヒットの感覚を繰り返し体感し、インパクトの再現性を高めていくことが重要です。
バンカーで手前の砂に触れずに打つ練習は、この感覚を養ううえで非常に有効です。ショートゲームだけでなく、フルショットにも良い影響が期待できます。
実戦につながるインパクト精度を高める手段として、このバンカー練習は有効な選択肢の一つです。
解説:野洲明
ゴルフ活動家/各種スポーツメディアに寄稿、ゴルフ情報サイトも運営する。多くのゴルファーを見てきた経験や科学的根拠をもとに、論理的なハウツー系記事などを中心に執筆。ゴルフリテラシーを高める情報を発信している。
最新の記事
pick up
-
「上達志向ゴルファーに最適解!」 “飛んで止まる”テーラーメイドのNew「ツアーレスポンス ストライプ」登場<PR>
-
“自分で操りたい派”に刺さる? テーラーメイドの新「SYSTM2(システムツー)」パター登場! 世界的ヒット作「スパイダー」との違いは?<PR>
-
今後ゼクシオはどこへ向かうのか? 家田社長が語る「25年」の継承と「XXIO 14」の挑戦<PR>
-
これが最新電気自動車の現実だ! 往復600キロのゴルフ旅を日産 新型「リーフ」で行ってわかった“BEVの安心感と実用性”<PR>
-
中田翔 VS. 河本力 の飛距離対決! キャロウェイの新作「QUANTUM」ドライバーで驚きの300ヤード超え連発<PR>
ranking











