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- 女性レッスンプロが断言! 男性ゴルファーのロフト角は少なすぎ 「12度」も選択肢に入れるべき理由
アベレージゴルファーの多くは、パターもさることながら、ドライバーの調子次第でその日のスコアが決まるといっても過言ではありません。その一方、そもそも“ドライバーのロフト角が合っていない”ケースも散見されるようです。
短い番手に持ち替えるよりドライバーで打った方が後悔しない
ゴルフを嗜んでいる方なら、スコアの約40%を占めると言われるパターの重要性は、それこそ耳にタコができるほど聞いてきたことでしょう。確かにそれは真実ではあるものの、筆者的にはドライバーも同じぐらい、むしろアベレージゴルファーの場合はパター以上にドライバーが重要だと考えています。
実際、なぜかカップに嫌われる日であっても、ドライバーがそこそこ安定していれば、大きくスコアを崩すことはないはずです。
一方、ドライバーが暴れまくってOBを連発してしまう日は、いくらパターが好調でもカバーしきれません。また、メンタル的にもすっきりせず、モヤモヤした感情がぬぐい切れなかったりします。

もしもドライバーが不調なら、FWやUTといった短い番手に持ち替えて、より安全に攻めるという選択肢も浮かびます。とはいえ、アベレージゴルファーの多くはFWやUTに自信があるわけではなく、むしろドライバーよりヘッドが小さい分だけ不安になったり、持ち替えてミスした場合には「やっぱりドライバーで打っておけば良かった……」と後悔したりしがちです。
そう、スコアメイクにおけるドライバーの重要性やゴルファーの心理、さらには“今日イチ”の爽快感まで考慮すれば、どんなにドライバーに苦手意識があったとしても、ドライバーから逃げるわけにはいかないのです。
アベレージゴルファーは10.5度あるいは12度のドライバーがベター
ドライバーの安定感を高めるには、ミート率や方向性を重視した日々の練習と、それを踏まえた本番での“意識改革”が欠かせません。
加えて、ブリヂストンゴルフアカデミーでインストラクターを務める渡辺由香さんは、「特に男性のアベレージゴルファーは、スイングとドライバーのロフト角が、そもそも合っていないケースが散見されます」と話します。一体どういうことなのでしょうか。
「いわゆるシングルプレーヤーであれば、自分のスイングやプレースタイルがそれなりに確立しているはずなので、それぞれがベストだと考えるロフト角のドライバーを選んでも問題ないとは思います」
「一方、100切りや90切りレベルのアベレージゴルファーは、10.5度あるいは12度といった大き目のロフト角のドライバーを選んだほうが、ボールをつかまえる感覚を出しやすく、相対的にスライスの度合いも減るはずです」
「一般的にドライバーのヘッドスピードが43m/s以上あったり、単純に年齢が若かったりすると、9度や9.5度のロフト角を勧められるかもしれません。とはいえ、スコアや飛距離と同様、ヘッドスピードも“ベスト”ではなく“アベレージ”で判断するべきです」
「さらに上達するにつれ、フェアウェイが狭いホールなどでは、あえてヘッドスピードを抑えて、コントロール重視でスイングするケースも出てくるはずです。そんな時にオーバースペックのドライバーを使っていると、それ自体がスコアメイクの足かせになりかねません」
筆者もアベレージゴルファーだった頃、「なんとなくカッコいい」という漠然とした理由(いま思い出すとアホな理由)でロフト角9度のドライバーを使っていましたが、なかなか安定せずに苦労した経験があります。ちなみに現在では、ロフト角10.5度のドライバーを愛用しています。
では、いわゆる“カチャカチャ”が付いた可変式ヘッドのドライバーで、ロフト角を調整するのはどうなのでしょうか。
「カチャカチャで調整するのは、あくまでも特定のミスがどうしても減らない時の“応急処置”と考えるのがベターです。例えばスライスのミスを減らしたい場合には、カチャカチャでロフト角を増やして、ボールをつかまえやすくする手段があります」
「とはいえ、当然ながらヘッド自体が9度から10.5度に変わるわけではなく、ロフト角を増やすと同時にフェースがクローズになるため、今度は左へのミスが出てしまう可能性があります。実際、カチャカチャであれこれ試してみたものの、結局は“ニュートラル”の位置に戻している方も少なくないと思います」
アマチュアゴルファーはロフト角の小さいドライバーのほうがカッコいいと考えがちで、不必要な見栄を張ることもありますが、いざラウンドが始まってしまえば誰もそんなことは気にしていません。次にドライバーを買い替える際には、あらためて“自分に本当に合っているロフト角”を吟味してみてはいかがでしょう」
文/のぐち まさひろ
ゴルフとサウナと愛犬のチョコをこよなく愛するライター&ディレクター。20年ほど従事したクルマ系メディアの編集者からフリーランスになり、これから何をしていこうか色々と妄想中。SAJスキー検定1級/国内A級ライセンス/小型船舶2級/サウナスパ健康アドバイザー所持。ホームコースは「南総カントリークラブ」で、直近1年間のハンデ推移は「7.7」→「8.6」→「7.1」→「5.6」。
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