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- 安全な“転がし”のはずが結局ミス… アプローチで失敗しない状況判断とクラブ選び
アイアンのストロングロフト化の影響で、多数ウェッジのセッティングが主流になった現代。グリーン周りのアプローチにおいて、アマチュアが実践可能な状況別ウェッジ選択術はあるのかを筒康博コーチに聞きました。
「ミスしても経験値」に変えるためには?
アマチュアによくあるのが、ミスした後の「やっぱり……」という一言です。事前に嫌な予感がしていたにもかかわらず、そのまま打ってしまうのは少しもったいない気がします。
せめて打つ前に、ボールを打ってから止まるまでのイメージを描き、「このクラブなら、このあたりには止まりそうだ」と思える番手を選んでからアプローチに臨んでほしいです。
手前から転がすか、それとも直接グリーンへキャリーさせるか。判断が難しい状況では、キックの予測が難しかったり距離感に不安があったりするなら、多少オーバーするリスクがあっても、ロフトの大きいウェッジを選んだ方が後悔は少ないでしょう。

ただし、「大きい気がする」と感じながら、クラブも振り幅も変えずに打つのはNGです。特にハンドファーストが強いゴルファーは、58度のウェッジでもロフトが立って当たり、思ったほど高く上がらず止まらないこともあります。
アプローチがうまい人ほど、打ち方だけでなく、豊富な経験からクラブ選択の精度を高め、失敗のリスクを減らす「自分なりのルール」を持っています。
固定観念や定説に縛られず、「ミスしても経験値になる」と考えることも上達には欠かせません。
まずは、「このクラブならどんな結果になりそうか」をイメージしてから打つ。そしてミスをしたとしても、「この状況ではこういう結果になるのか」と経験として蓄積していくことが大切です。
普段使い慣れたクラブを基準にしながら、「この場面は別のクラブの方が寄せやすそうだ」と感じたら積極的にチャレンジしてみるのも良い経験になります。その積み重ねが、次に同じような状況に遭遇した時、より精度の高いクラブ選択につながるはずです。
【解説】筒 康博(つつ・やすひろ)
伝説のプロコーチ・後藤修に師事。世界中の新旧スイング方法を学び、プロアマ問わず8万人以上にアドバイスを経験。スイング解析やクラブ計測にも精通。ゴルフメディアに多数出演するほか「インドアゴルフレンジKz亀戸」ヘッドコーチ、WEBマガジン&コミュニティ「FITTING」編集長やFMラジオ番組内で自らコーナーも担当している。
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