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- 「暑いから浴室タオルを拝借」なんて論外! 改めて意識したい「ゴルフ場での最低限のマナー」とは?
ゴルフ場にとってプレーヤーはお客様。しかし、まるで「ワガママ殿様ゴルファー」のような態度なら、ゴルフ場にとっては招かざる客でしかありません。「うまいより速いがカッコイイ」というゴルファーになるために必要な「最低限のマナー」では、どこに気をつけておくべきでしょうか。
「うまいより速いがカッコイイ」がマナー
コースメンテナンスがよくプレーフィーもお得なゴルフ場でプレーした際は、ゴルフ場サイドの惜しみない努力を感じます。僕自身、ゴルフ場でコース管理やキャディー業務を経験していたので、「プレー代金×人数」というその日の売り上げで全ての施設を維持管理していくとは本当に大変だと理解しています。
たった一人のスロープレーで全体の時間が大きく遅れてしまい、コース整備や施設内の清掃、フロント業務まで大渋滞が起きてしまいます。
プレーヤーは「スコア」や「飛ばし」がカッコいいと考えてしまいますが、ゴルフ場全体の運営を考えるとスコアだけがよい「ワガママ殿様ゴルファー」よりも、ビギナーでも安全に時間通りプレーしてくれる「謙虚なゴルファー」の方がはるかにカッコいいのです。
スコアメイクのために時間やマナーを守れない気持ちが全く理解できないわけではありませんが、少なくとも僕の場合は「ゴルフ場は自分一人のものではない」と常にいい聞かせ、「楽しませてもらっている」と考えながらプレーしています。
ゴルフ場は「勝手に元通りにならない」
人気で混雑しているゴルフ場に行くと、ドライバーを打つはずのティーイングエリアが人工芝に変わっていることがあります。
ゴルフ場サイドとして望んだメンテナンスではないはずですが、多くのゴルファーが使用する中でごく一部の「ワガママ殿様ゴルファー」がショットで芝を痛めてしまうケースも多くあります。
日本のゴルフ場の場合、プレー進行を遅らせてまで目土するのはゴルフ場にとって“ありがた迷惑”になる可能性もあり、判断が難しい部分かも知れません。
そのぶん「必要以上に芝を痛めつけない」、つまり素振りでディボットを作ったり待ち時間にティーイングエリアでアプローチ練習しないという「小さな気遣い」を行うだけでも、ゴルフ場のメンテナンスは助かるのです。
プレーフィーにはコースのメンテナンス費用も含まれていますが、だからといって「お金を払った客だから何をしてもいいだろう」はゴルフ場にとって「招かざる客」でしかありません。
ゴルフ場のスタッフは強く注意をしませんが、自らマナーを実行できるカッコいいゴルファーになりたいですね。
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