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- 大叩きラウンドにこそ上達のヒントあり! スコアアップに直結するプレーの振り返り方とは?
壊滅的なスコアを出してしまったラウンドは、すぐに忘れてしまいたいものです。しかしうまくいかなかったラウンドにこそ、上達のヒントがあるそうです。
記録を詳細に取ることで課題を見つける
調子良くスコアをまとめることができているときは、積極的にスコアを記録していくものの、壊滅的な大叩きをしてしまった際は、途中から嫌気がさしてやめてしまう人は少なくないはずです。

スコア管理アプリでは、直近10ラウンドほどの平均スコアが出てくるものもありますが、「平均スコアを落としたくない……」とラウンド自体をなかったことにする人もいるのではないでしょうか。
しかしレッスンプロの関浩太郎氏は、うまくいかなかったラウンドの原因を探ることが、スコアアップには必要不可欠だと話します。
「ゴルフに関わらず、どのスポーツや学校の試験でもそうですが、勝った試合よりも負けた試合のほうが、成長に必要な課題が明確にでてきます。とくに大叩きしたホールは、課題となる部分がたくさん見つかるので、詳細に記録するべきです」
「たとえば、『バンカーショットで3回も打ってしまった』、『グリーン回りのアプローチをダフって失敗した』など、状況をメモに残しておきましょう」
「最後にホールの全体的な総括や感想を書いて、帰宅したあとに見返すと『今後、どのような練習を重点的におこなえばいいのか』が明確にわかります。もしメモやスコアを残しておかなければ、『なんとなく今日は調子が悪かったな……』で終わってしまいます」
アプリでは、フェアウェイキープ率やパッティング数も記録することができます。
とくにスコアを縮めていくうえでは、グリーンオンしてから2パット以内にカップインすることが鉄則なので、18ホールでパット数が「36打」以内かどうかをチェックすると良いでしょう。
ラウンドで発見した課題をひたすら練習する
さらに関氏は、ラウンドで発見した課題を克服してから次のラウンドに臨むべきだと話します。

「いくらラウンドをこなしてもゴルフは上達しません。ゴルフは練習でしか上達しないので、お金で例えると練習が『貯蓄』で、ラウンドが『消費』です。練習とラウンドの比率は、『5:1』がベストなので練習を5回したらラウンドを1回するのが理想です」
「たとえば、50ヤードのアプローチが課題だと分かったとして、克服するためには500~1000球は打ち込む必要があります。1~2回の練習で改善することは難しいので、ある程度練習してからラウンドに臨むようにしましょう」
ゴルフ場によっては、ラウンド終了後であっても練習グリーンが使用できたり、アプローチの練習ができたりします。「今日はとくにグリーン周りがひどかった……」と感じた人は、整備された状態の良いグリーンで練習できる機会はめったにないので、練習してから帰宅しても良いでしょう。
プロもラウンドの復習をおこない課題を見つけているので、漠然と練習しているアマチュアは、記録したメモを見返すことで目的意識を持った練習ができると上達スピードを格段に上げることができるかもしれません。
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