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- 利用しているゴルファーいるの? ゴルフ場が道案内看板をカーナビ全盛時代でもやめない理由
最寄りのインターチェンジを降りて、ゴルフ場へ向かう一般道で今でも見かける道案内看板。ほとんどのゴルファーがカーナビやナビアプリを利用している昨今、道案内看板をそのままにしておくのはなぜなのでしょうか?
コストがあまりかかっていないので継続している
最近は電車でゴルフ場に行く人も増えていますが、ゴルフ場への交通手段は車が主流であることは昔も今も変わりません。
車でゴルフ場に行くときは、カーナビでゴルフ場名を検索してルート案内してもらうのが一般的になっています。近年は車載のカーナビではなくスマートフォンのナビアプリを利用するドライバーも増えているようです。
いずれにしても、一般道から高速道路まで丁寧に案内してくれるので、ゴルフ場までの道に迷うことはほとんどありません。
ところがゴルフ場の最寄りインターチェンジで降りると、十字路や三差路を通りかかるたびにゴルフ場の道案内看板を見かけることがあります。
「この信号を左折」、「この信号を右折」などと、ゴルフ場に到着するまで道案内が続くのですが、こちらはカーナビに案内してもらっているので「別に必要ないのでは」と感じます。
ゴルフ場はなぜカーナビ全盛時代でも道案内看板をやめないのでしょうか。ゴルフ場関係者に聞いてみました。
「道案内看板をやめない一番の理由は、コストがそれほどかかっていないからです。ウチのゴルフ場は東西南北に6カ所くらい道案内看板がありますが、コストは1カ所につき年間1万円くらいです。全部合わせても10万円もかかっていません。それであれば撤去するよりも継続したほうがいいと判断しています」
「お客様の中にはカーナビを持っていない人もたまにいますし、カーナビがついていたとしても、ゴルフ場の道案内看板を見ると『カーナビの案内が合っていた』、『ゴルフ場が近づいてきた』という安心感がありますよね」
「そのような安心感を与えたり、広告宣伝効果を期待したりすることも含め、道案内看板は継続して掲出しております」
カーナビと道案内看板が異なる場合は看板に従ったほうがいい
ときにはカーナビの案内とゴルフ場の道案内看板が異なることがあります。このような場合、ゴルフ場の道案内看板に従ったほうが道に迷う確率が低くなります。
カーナビは設定が距離優先になっていたりすると、とんでもなく細い道を案内されることがあります。そのような道を走っているときに対向車に遭遇すると、どちらかの車がバックして待避所まで戻り、道を譲らなければならなかったりします。
ゴルフ場は今でこそ平穏に営業している施設がほとんどですが、建設時には環境保護などの観点から近隣住民ともめたケースも少なくありませんでした。ゴルフ場用地は確保したものの、そこに到着するまでのルートで十分な道幅が確保できていない施設もあります。
ゴルフ場の道案内看板は、狭い道や分かりづらい道を通らずに到着できるルートを案内してくれています。「この信号を左折」という道案内看板があるのに、カーナビの案内が直進だからと道案内看板を無視すると、あとで大変な思いをすることがあります。
それ以前にゴルフ場へ行く際はカーナビ任せではなく、ホームページのアクセス欄で推奨ルートを事前に確認しておいたほうが最短で到着できる可能性が高まります。
カーナビが認識していないスマートインターチェンジが開通していたり、通勤・通学の時間帯は非常に混雑する交差点を避けてゴルフ場に到着できる迂回ルートが掲載されていたりしますから、これらの情報に目を通しておくことは意外と大事です。
最寄りインターチェンジを降りてから一般道で長い距離を走るゴルフ場ですと、10キロ10分、20キロ20分といった単純計算が成り立たないケースがけっこうあります。
スタート時間に間に合わないとゴルフ場にも同伴者にも迷惑をかけますから、ゴルフ場が発信しているアクセス情報を上手に活用し、最少時間での到着を目指してください。
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