ドライバーやFWにはヘッドカバーは必須だけれども… パターにもつけるメリットってあるの? | e!Golf(イーゴルフ)|総合ゴルフ情報サイト

ドライバーやFWにはヘッドカバーは必須だけれども… パターにもつけるメリットってあるの?

毎ホール使用するパターには、ヘッドカバーをつけない人は意外と多いです。パターカバーをつけないとデメリットはあるのでしょうか。

パターは繊細クラブなのでヘッドカバーは必ずつける

 一般的にパターは、ホールインワンやチップインをしない限り、すべてのホールで使用するクラブです。そのため、ラウンド中はヘッドカバーをしないで、キャディーバッグやカートに入れっぱなしの人は少なくないはずです。

クラウン部分が傷ついていたり汚れていたりすると、パッティングに集中できないことも…… 写真:AC
クラウン部分が傷ついていたり汚れていたりすると、パッティングに集中できないことも…… 写真:AC

 ヘッドカバーの脱着を毎ホール行うのは手間ですし、失くしたり忘れたりするリスクもありますが、ラウンド中もドライバーやフェアウェイウッド同様にヘッドカバーをつけておくべきなのでしょうか。レッスンプロの関浩太郎氏は以下のように話します。

「ラウンド中にパターカバーをつけないアマチュアは多いですが、必ずつけることを推奨します。パターはすごく繊細なクラブなので、手もとの強弱やフェースの開閉が少しズレるだけでも、転がり方は大きく変わってしまいます」

「ドライバーやフェアウェイウッド、アイアンであればそこまでシビアに気にしなくてもいいかもしれませんが、パターのフェース面が傷ついたり、凹んだりするのはスコアに関わるので、面倒であっても毎ホールつけるようにしましょう」

 パターのフェース面やクラウン部分は塗装されていることが多いので、カート移動中にアイアンなどのクラブと接触すると剥げてしまう可能性があります。

 塗装が剥げただけであれば、性能面に悪影響はほとんどありませんが、パッティングの集中力が下がる危険性があると関氏は話します。

「私がとくに気にするのは、構えた際にパターのクラウン部分です。キズついていたり、汚れていたりすると、パッティングに全集中することができません。高度なパッティングにはもちろん技術が必要不可欠ですが、同じくらい集中力やメンタル面も大切です」

「散らかっている机のうえで、仕事や勉強をしても高いパフォーマンスが発揮できないのと同じように、パッティングも日頃大切に扱っているきれいなパターのほうが雑念を捨てて、ストロークに集中できる気がします」

 ゴルフのスコアを縮めていくためには、グリーンオンしてから「2パット以内」にカップインすることが求められます。パッティングを極めることがベストスコア更新の近道といっても過言ではないので、パターの精度を少しでも上げる努力は惜しまないほうが良いかもしれません。

他人のクラブをキズつけないためにもヘッドカバーは装着すべき

 パター用のヘッドカバーは、安価なものであれば1500円前後で販売されているので、手が届きにくいものではありません。パターには「ピン型」、「マレット型」などさまざまな種類があるため、自身が使用しているものに合わせて購入しましょう。

ヘッドカバーをしていないと同伴競技者のクラブを傷つけてしまう可能性もある
ヘッドカバーをしていないと同伴競技者のクラブを傷つけてしまう可能性もある

 さらに関氏は「ゴルフクラブを購入した際に、ヘッドカバーがついてきたクラブに関しては、基本的にラウンド中もつけておくべき」と話します。

 中古のクラブを売却する際は、表面のキズや劣化具合に応じて査定基準は変わってくるので、なるべく高値で売りたい人は、ドライバーやフェアウェイウッド、アイアンにもヘッドカバーをつけるようにすると良いでしょう。

 また自身には問題がなくても、ヘッドカバーをつけていなかったために、同伴競技者のクラブを傷つけてしまうこともあるそうです。ヘッドカバーの脱着は面倒ですが、ドライバーやフェアウェイウッド、パターには最低限つけるようにしたほうが無難でしょう。

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