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- 「素振りしても変わんねーよ」 ベスト81・銀座のママが聞いた“ゴルフ女子”に対する男の本音
若い女性ゴルファーが増えてゴルフ場が華やかになってきたことはうれしいことですが、最初はデレデレしていた男性ゴルファーも1日ラウンドをともにした後は「もう二度と一緒に回りたくない」と思ってしまうパターンもあるようです。ベスト81・銀座のママが聞いた“ゴルフ女子”に対する男性ゴルファーの本音のお話。
進行に対して無頓着な女性にイラッ
ゴルフの腕前を磨くスクールはありますが、ここはさまざまな人とハッピーなゴルフをするためのコミュニケーション術を磨くところ。夜の人間交差点「銀座」で生き抜いたわたくし、かずこが伝授いたします。

本人に悪気はないとは知りつつも、18ホール回るうちに、同伴者の振る舞いにストレスを感じ、ついイライラをつぶやいてしまう……。 みなさん、そういうことありませんか?
“おかま”という性質上ハードルが低いのか、男女それぞれから、本人には聞こえないけれど、ついこぼれてしまうつぶやきを受け止めがちな私。
お互い、ハッピーなゴルフを楽しんでほしいゆえ、よく聞くつぶやきを紹介させていただきます。 賛否両論あると思うけれど、今後の参考になれば幸甚でございます。
今回は、殿方が女性に対するつぶやきを。
あなたが女性なら、殿方は基本的にせっかちだということを踏まえ、心穏やかに聞いてほしいわ。正論だけじゃ、幸せになれませんからね。
「素振りしても変わんねーよ」
「さっさと歩けよ」
「どのクラブでも同じだよ」
最近のゴルフブームで女性ゴルファーはかなり増えましたが、ルックスはシングル級でもゴルフはそれほどハマっているわけじゃない、という女性も少なくない。
そういう女性の中には、練習に励むわけでもなくゴルフをレジャー的に楽しむだけという人もいて、片やゴルフに真剣に取り組んでいる殿方にとっては、それをよしとしない人も少なくない。
だから、そういう女性がショットごとに何度も素振りしたり、ホールアウトしてもモタモタしていたり、「クラブを何本か持って行った方がいいよ」という忠告も聞かずキャディーさんを使いまくるなど、進行に気をつかわない態度を見ると、とてもストレスを感じてしまいます。
素振りは1回。打ったらすぐ行動する。
よく、ミスショットしたときに「あー、やっちゃったぁー!」ってその場でしばしへたり込んでいる女子を見るけど、「ぼやくのはいいけど、歩きながらにしろよ」って感じよね。
殿方がイライラするのはゴルフの技術ではなく立ち居振る舞い。一生懸命プレーする姿勢を見ればイライラしないし、むしろ応援したくなるものなのです。
ゴルフへの冒涜にもイラッ
辛らつだけど、 「こいつ、なんでゴルフしてんの?」 なんてつぶやきを聞くことも。
たとえば、バンカー地獄にはまった時、「ハンドウェッジ!」とか言って勝手に出すなどルールを無視する女性は気をつけて。
どんなに叩いたっていい。ルールに従ってスコアをつくるのがゴルフなのに、ルール無視(知らなすぎるのも同様)は、ゴルフへの冒涜と捉えられてしまいます。
どんなに見た目が美しくても「こういうやつとは、もうゴルフをしたくない」と思われることは明白。
そんな女性が化粧直しには時間をかけようものなら、「ゴルフより化粧のほうが気になるんだ」なんてつぶやきが聞こえてきそうです。
もちろん、殿方の中には堂々と本人の前で指摘する品のない方もいらっしゃいますが、それはまた別の話。 問題は、いつもは穏やかな殿方でも我慢できずに、つい捨て台詞を吐かせてしまうような行動をとってはいませんか? ということ。
そもそもせっかちな殿方の性質を受け入れ、「私ならつぶやかせないわ」くらいの気持ちでプレーしてみてはいかがでしょうか? 「この人とまたゴルフをしたい」って思われる女性のほうがステキだと、私は思うのです。
次回は、女性が殿方に対するイライラなつぶやきを紹介させていただきます。
かずこママ(Kazuquo)プロフィール
東京・銀座で10年。ゴルフ歴も10年目に突入! 老若男女、プロアマ問わずゴルファーも多く通う会員制バー「銀座Room」のママとして、カウンター越しに日本社会で頑張る皆様のお側に寄り添っております。企業の社内コミュニケーション研修などもしております。ベストスコアは81。著書『僕と母さんの餃子狂詩曲』(集英社クリエイティブ)発売中。インスタグラム「かずこママの愛の翻訳」@kazuquomama
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