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- グリーンではグローブを外す? 外さない? タイガーや松山英樹のようにアプローチから外す派は何%?【2000人アンケート】
ピタッとピンそばに付けたらグローブを外してパターを持ち、颯爽とグリーンへ。そんなプロたちの姿に憧れている人も多いはず。そんなプロたちと同じように、アマチュアゴルファーの皆さんもグローブを外していますか? ちょっと気になったので調べてみました。
スロープレーになって迷惑がかかるから外さないという人も
プロのトーナメントを見ていると、グリーンにオンしたあと、グローブを外す選手が多いような気がします。以前、ツアープロに聞いたところ、「素手のほうがフィーリングが出て、タッチが合いやすいから」という答えが返ってきたのですが、アマチュアゴルファーはそのあたりのことをどう考えているのでしょうか? プレーのときはグローブを着用している(片手、両手を含む)ゴルファーを対象にアンケート調査を行いました。
選択肢は、「プレー時は常につける」「パターのときは外す」「アプローチから外す」「その他」の4つ。
有効回答数は、1918。結果は、「プレー時は常につける」が1081人(56.4%)、「パターのときは外す」が709人(37.0%)、「アプローチから外す」が81人(4.2%)、「その他」が47人(2.4%)になりました。プロとは違って、外す人は意外と少ないという結果になったのですが、皆さんの予想は当たっていましたか?
「プレー時は常につける」という人の意見で多かったのは、「外す手間がかかる」というもの。特にグローブを両手にはめている人は、毎回それをやっていたら大変ということなのでしょう。外すだけではなく、再びはめないといけないわけですからね。どちらかというとそっちのほうが大変なような気がします。現に、ティーイングエリアで自分の番が来ているのにモゾモゾやっている人、いますものね。
「面倒なだけでなく、スロープレーにもつながって周りに迷惑がかかる」という人も。ごもっともです。また、「『外さないと』と考えていたら、プレーに集中できない」という人もいました。
その他、外さないメリットとして「プレー的にもショットのときと同じ感覚でストロークできる」という声も。「『せっかくなじんでいるのに外す必要はない』と某有名プロも言っていた」。そういう考えもあるんですね。
その他、「そもそもパッティングでのフィーリング差を語るレベルにない。格好つけて着脱するくらいなら、じっくりライン読む時間にあてたほうがスコアメイクにつながる」「パッティングは特別という意識を持たないようにするためにも外さない」というご意見も。思っていた以上に、皆さん、この件について真剣に考えられているようです。
グローブ着用ではタッチが出せないというのが外す派の意見
次は「外す派」。こちらは冒頭のプロのコメントにあったように、フィーリングがカギになるようです。
まずはパッティングのときは外すという人の意見。
「芯の感触を確かめ、繊細なタッチを出したいから」「素手が一番いい感触でタッチを合わせやすい」「グリップと手を密着させたいから」など。表現はさまざまですが、要はグローブを着用したままだと、微妙なフィーリングが出せないということのようです。
また、「自宅の練習は素手でやっているから、本番も素手でやる」という人や、「気持ちのスイッチを入れるため」といった意見も。なかには「パッティングのときくらいグローブを外さないと、右手だけが日焼けして左手が真っ白になってしまう」なんて人もいました。
アプローチのときからグローブを外すという人も、フィーリング重視派がほとんど。また、「グローブを外すことで力みを抑えることができる」という意見も。もちろん、「タイガー・ウッズや松山英樹が外しているのを見て外すことにした」という人もいました。確かに、この2人が外していたら、そのほうがいいのかなと思ってしまいますよね。
そのほか、ルーティンとして「ショット毎に外し、ショット毎につける」という人も。その理由は、「汗がしみこまないように。小さめのサイズを使用しているのでグローブが伸びて変形しないように。何かの拍子に手をついて表面を汚さないように」とのこと。さらに、この方は「パッティングや10ヤード以内のランニングアプローチの際は素手でプレーするが、ロブショットでは着用する」など、かなり細かく設定。なるほどと思わされる一方、プロでもそこまでやる人は少数派のような気もしますが……。
グローブを外す、外さないは、それぞれのフィーリング次第なのでどちらが正解ということはないでしょう。ここに取り上げた意見を参考に、スロープレーにならない範囲で自分に合った方法を試してみてはいかがでしょうか。
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